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TWEEDEES “Rock’n Roll is DEAD?” Tour (大阪公演1部)に行ってきた

本日、3月14日(日)に行われた、TWEEDEESの“Rock’n Roll is DEAD?” Tourに参加しました。久しぶりのライブレポです。

 

 

当初は1月に予定されていたライブでしたが、3月14日に延期。16:30開演の1部と19:30開演の2部構成で、私は1部の方に参加しました。場所は梅田シャングリラ。

キャパは400人ですが、今のご時世もあって客席が等間隔に配置され、50人程度のお客さんしかおらず、たいへん贅沢な気分を味わえました。前から3列目の席に座りましたが、ステージまでの距離は4-5mほどで大迫力の演奏を聴くことができました。

 

 

初めてTWEEDEEのライブに参加し、憧れの沖井礼二さんを生で拝見することができてうれしかったです。

これが伝説のコンポーザーであり、アレンジャーであり、ベーシストである沖井さんか…となりました。

語り口は物柔らかで優しいおじさんって感じですが、音楽については鋭くとがっていて、常に聴く側を襲ってくるようなそういう恐ろしさまで感じさせるようなものを作られます。今日の演奏も「演奏しているのが楽しい」というMCでのコメントの通り、音楽やってるな~というのがひしひしと感じられ、心にぐっときました。飾らず、自分の音楽を演奏し、表現することに真摯に向きあう姿は、とてつもなくカッコよかったです。

 

今回のバンドメンバーは、TWEEDEESのお二人に、ドラムスの原"GEN"秀樹さん、ギターのqurosawaさん、キーボードの亜万菜さんで、このお三方の演奏もとっっっっっっっっっっっっっっっっっっても良かった。

 

ドラムスの原"GEN"秀樹さんは、情熱的かつ楽しく演奏する姿が印象的でした。結構バンドメンバーの様子を見ながら演奏されていたと思います。

ドラムの手数の多いTWEEDEESの楽曲を支える演奏技術は当たり前ながら、金物の突き刺さるような音は生のライブでしか味わえない音圧があり、最高でした。

 

ギターのqurosawaさんは、リズミカルなカッティングやアーミングを使った演奏が燃えました。熱すぎた。特に、美しい歌はいつも悲しいでの演奏は自分の中でトップクラスに感動しました。その他の演奏も素晴らしすぎて何回天を仰いだか…

 

キーボードの亜万菜さんは、私がピアノを弾くということもあり特に注目してみていましたが、一番しびれました。豪快な演奏で見た目も派手でしたが、その上なんであんなに正しく、リズム感も正確に弾けるの????沖井さんの編曲ではよく登場し、曲の高まったところで登場するエレピ。名演奏だったと思います。

 

と、楽器の演奏陣ばかり書いてきましたが、これらをTWEEDEESの音楽たらしめるのは、清浦さんのボーカルがあってこそです。優しくキュートな声はもちろんのこと、立ち居振る舞いやMCでの発言でもその重要性が感じられました。激しい演奏のバランス感覚をとっているようにも思えました。

 

 

 

今回の記事は短めですが、これで終わろうと思います。沖井さんが「しばらくライヴをやらない」という趣旨のツイートをされていました。残すは東京公演のみですが、素晴らしい演奏をされることと思います。興味がある方はぜひチケットをとってください。音楽の力の大きさを感じられるライブであることは間違いないと思います。