こんちゃ~~~どーでんです、
今回もやっていきます。渾身の出来です。
プレイリストはこちら。
大人やらせてよ / 夢みるアドレセンス
作詞・作曲:川谷絵音
編曲:冨田恵一
発売日:2016年11月23日
アイドルグループ、夢みるアドレセンス10thシングル「大人やらせてよ」より。
これまでくらっちゅサマー(作詞・作曲・編曲:矢野博康、めっちゃ良い曲)ばっかり聴いていて他の曲を聴いていなかったことに気付き、いろいろ聴いていたところ、一番びっくりした曲だったので紹介。
やっぱり冨田恵一さんの音はどうしても逃れようがありません。音の一粒一粒にこだわりを感じます。
作詞・作曲の川谷絵音さんも言わずと知れたアーティスト。どこか病んでしまったような悲しいメロディに、曲のテーマに沿った歌詞。その中にしっかりとポップさもあるのが素晴らしい。これがアイドルの曲という点も面白いです。夢アドらしさ。
Pink smoothie (feat.花森りえ) / 桃色技術音楽堂×中路もとめ
発売日:2015年10月25日
Tokyo Audio Waffle(TAW)は、トラックメイカー中路もとめ、新乃ユキヒデと、イラストレーター・桜上水モリトによる音楽プロジェクト。
エレピがおしゃれで、Bメロの緩急や、間奏の転調、間奏後のすべての音が小さくなるところ(コンプがかかってる?)など、良いアクセントになっていると思います。こういう曲調は淡泊になりがちなのですが、そういった工夫が1曲通じて聴きたくなるような魅力を生んでいると思います。
TAWの曲は、非常に実験的な音楽が多く、チャレンジ精神が感じとれるような音楽がたくさん入っています。サブスクにも10枚くらいアルバムがあって、私もまだすべて聴けていませんが、きっと素晴らしい出会いがあるんじゃないかと思っています。
ホーネット (Feat. 真) / Task
作詞・作曲:Task
今月良い曲が選べたなあとなる理由の大部分を占める曲です。これだけでも聴いてほしいです。
バンド演奏と打ち込みの奇妙な混ざり具合?混ざっていないのかな??
イントロだけ聴くと爽やかなロック系統の楽曲なのかなと思いますが、0:50あたりからめちゃくちゃエレクトロが加わり始めます。
なんか大好きな音なのは間違いがないですが、どのように表現したらよいのかわかりません。
本当に意味がわからないので、みなさんの感想が聴きたいです。
Day 1 / Red Velvet
作詞・作曲・編曲:Hwang Hyeon
発売日:2015年9月9日
Red Velvetの1stアルバム『The Red』より。
ポップ。非常にポップ。方向性はアニソン系のポップソングに寄ったような形で、アニソン好きのフォロワーさんには非常に受けの良い楽曲なのではないかと思います。
イントロはカントリー系のしっとりとした楽曲なのかと思いきや、ギターやドラムが入り始めてからなるほどこういう曲なのかと印象が変わります。
やっぱり韓国語の発音ってポップな音楽との相性が良いですよね。
K-POPって歌詞を発音まで乗せてくれてる個人サイトが結構あるのですが、それを参考にすると、ラスサビ2:43の「ったんったんったん」とかめっちゃキュート。
フランボワーズ ラヴァーズ / 姫柊雪菜(CV:種田梨沙)
作詞・作曲:分島花音
編曲:千葉直樹
発売日:2016年11月23日
『ストライク・ザ・ブラッド Ⅱ OVA 姫柊雪菜キャラクターソング・アルバム』より。
フルート入ってるおしゃれ系アニソン大好きな私には、性癖みたいな曲が来ました。おしゃれ系アニソンのお手本として示したい。
2番サビキャンセルからのフルートソロへの流れ、ガットギター?へのつなぎ。本当に隙がない。。。
サビ2回し目の4つ目のコードでギョッとさせられるところもあり、ただの良い曲にとどまらない工夫がなされていると思います。
BENJAMIN / Poly Abc
シンプルに気持ち良い。単にバンドとしてのサウンドが自分好みすぎたのでチョイスしました。
ギター、ベース、ドラム全部の音が非常に耳心地が良く、優しくやわらかな女性ボーカルがサウンドに非常にマッチしているように思います。
toe.っぽさがあるなと思って調べてたら、ギターに美濃隆章さんがいらっしゃって、そういうことかと納得。もっと調べたら共通点いっぱいありそうな気がします。興味深い。
ゆびきり / jubilee jubilee
作詞:annabel
作曲・編曲:蓮尾理之(siraph)
発売日:2019年3月20日
アイドルグループjubilee jubileeの3rdシングル『バタフライエフェクト』より。
ほとんどの楽曲の編曲をsiraphの蓮尾理之さんが行っています。siraphでピンと来た方もいると思いますが、sora tob sakanaの音楽などアニソン、アイドルソングシーンで活躍されている照井順政さんと同じバンドです。
イントロのサックスからぎゅっとつかまれ、グルーヴィーな演奏。ダウナーな感じの雰囲気。
ボーカルのブレスはあえてカットせずにその空気感を作り出すことにつながっています。
イントロのリズム「タタッタッタッタッ」がすべてで、この曲のポップさがここで決まっていると感じます。
My Type / 三阪咲
作詞:Mayu Wakisaka
作曲:Dawn Elektra, Sam Hocking, Josh Green, Ryan Griggs, Willie Weeks
編曲:Willie Weeks
発売日:2021年11月1日
三阪咲さんは、2003年生まれのシンガーソングライター。シングル『I am ME』より。
とんでもなく歌唱力が高い。
音楽の方向性は爽やかなロック系、打ち込み系とかなり多様ですが、サビではその並外れたボーカルがしっかりと活かされるような音楽が多い印象です。
My Typeが収録されている11月リリースの新譜「I am ME」では、ソウル系やヒップホップぽい要素を取り入れたような曲が多く、さらにそのジャンルに幅広さをもたらしています。あらゆるジャンルにフィットするような歌声の引き出しを持っているのが彼女の強みだと感じています。
曲の内容についてですが、何年もソウルシンガーをやっているような貫禄さえ感じてしまうような板についたボーカル。
編曲のWillie Weeksさんは、K-POPアーティストなど多数のアーティストへの楽曲提供を行っている御年74歳のレジェンド。今は、軽井沢に住んでいるらしいです。
Happy Valley / orange pekoe
作詞:Tomoko Nagashima
作曲:Kazuma Fujimoto
発売日:2002年4月24日
orange pekoe(オレンジ・ペコー)のメジャーデビュー1stシングル『Happy Valley』より。メンバーはナガシマトモコさん、藤本一馬さん。
ジャズ、ソウル、ブラジルの要素が入った最強に私好みの音楽を数多くリリースされています。
音の感じはMISIAなどの00年代R&Bアーティストの感じです。
この曲の素晴らしいところは、聴いたものすべてが幸せになれる人間の心を動かす演奏。ギター、ドラム、ベース、ストリングス、ブラスなど、すべてのサウンドが主張しながら心地よく混ざり合い、「pa pa pa~」のバックコーラスも素敵です。
Tabuleiro da Cor / バンダ・ブラック・リオ & BLACK ALIEN
発売日:2002年7月10日
某作曲家さんのオススメバンド、 バンダ・ブラック・リオ。
いろいろ聴いていて一番好きな曲をチョイスしました。
音楽が進むにつれて、とんでもなく音が詰め込まれて行きます。基本的なベースドラムギターブラスの掛け合いだけでも楽しいし、さらにクイーカも最高。ボーカルもいろんなアプローチでやってきて酔ってしまうくらいの吸引力のある音楽です。
ファンクってやっぱりカッコいいって思ってもらえたらうれしいです。
エレベーター・シティ / 船越由佳
作詞・作曲:船越由佳
発売日:2000年6月21日
船越由佳さんは、シンガーソングライター、プログレ系統のアーティスト。2000年発売の『Morning Bird』より。
イントロからどこに連れていかれるのかっていう感じ。
エレベーター・シティという題名から、都市化が進む現代について述べた曲なんですかね。時間の移り変わり、技術の進歩、近未来感というのとプログレっぽい曲調は相性がいいのかなと思いました。
○あとがき
11月は他にもプレイリストを作りました。
以前にツイッターでも宣伝しましたが、私の考えるJ-ダンスミュージックについてのプレイリストです。
私のフォロワーさんの中にparis matchが好きな方が結構いらっしゃると思うのですが、音楽の方向性としては近いものがあると感じています。
歌モノというよりかはかなりインストへ重心が寄ったものであると思います。作業用にも使えると思います。
来週にも記事をアップします。お楽しみに。