ど~でんのブログ

良い曲を紹介します。

今日気づいたこと

今日は作曲家夜話に行ってきました。いろいろ気づいたことがあったのでメモ代わりに。もちろん内容のネタバレは一切ありません。

暇だったので、昼夜両部参加しました。それぞれの部で内容の違いこそあったものの、 一貫して同じような感想を抱いたのでそのあたりをここに書き留めようと思います。

 

 

・感じたこと

今回参加した感想をざっくり言うと、「コンテンツを支えている構造や人間を知ると更にコンテンツはおもしろく感じる」ということです。

 

・推している理由を考える

ところで、私たちは何のために音楽を聴いていて、何のためにコンテンツを推しているんでしょうか。

 

いろんな理由があるとは思いますが、考えてみるとなんでだろうとなった人もいるのではと思います。私もその一人で今日の帰り道、それについて考えていました。

いろいろ考えてこれかなと思ったのが、私が音楽を聴いたりコンテンツを推す理由は「感動するため」という非常に簡単な理由でした。日々の生活では、単調になってすり減っていく心も、音楽を聴いたり、好きなコンテンツの配信やLIVEなどを見たりすることで一種の癒し、感動を覚えて、回復してまた日々の生活に戻って、、、というサイクルで動いているんかなあと。

なんでこんなことを考えてみたかというと、作曲家夜話という少数派向けの集まりに自分が参加して、少数派にいる自分に気付き、なんでハマってるんだろうとふと思ったからです。ありがとう作曲家夜話。

 

・一般の人のハマり方と自分のハマり方の同じ点と違う点

一般的には、アニメコンテンツやアイドルコンテンツは出演している声優さんや、アーティストさんのような露出の多い人間を好んで、それを愛でるのがよくある形です。

しかし、私はそんなことをせずに参加している作曲家でコンテンツにハマるかが決まっていて(もちろん演者も見ようとはしています)、一般的なハマり方とは別のアプローチでコンテンツを推している状況なんですね。

一般的なハマり方と自分のハマり方にはそういった違いがありますが、先ほどの項で言った通り、「感動するため」というのは一致しているとも考えています。一般的な方々は、ライブに行って推しの成長を見届けて感動を覚えるし、私も作曲家が新しいジャンルの楽曲を提供すると感動しますし、だいたい同じようなものです()。

 

・何にスポットを当ててコンテンツを見ていくのか

何度も言ってきましたが、ぼくは作曲家に注目して音楽やコンテンツを見てきました。

しかし、今回の作曲家夜話に参加し「音楽やコンテンツに触れるときは作曲家だけではなく作詞家まで見る」ことにしました。

 

以前からそういうことを考えていたのはいたのですが(前から作詞作曲編曲を全部担当される方が好きだった)、ここまで強く感じたのはこの作曲家夜話に参加したからです。

隣で一緒に夜話に参加したオタクとも話していたのですが、音楽にとって歌詞は「歌詞」というフィールドにいるだけではなく、音色の一つであるということに気づいて歌詞に対する見方が変わりました。

今回も作曲家から見た歌詞についてのアプローチについて詳しく語っていました(じんさんやミトさんが特に)が、歌詞は音楽の心地よさを決める一番デリケートな音色の一つであるということがわかりました。

ベースやドラムについてばっかり私のブログではなんかよく言っていますが、まだまだ浅かったなぁと反省しています。

そういった部分で音楽を見ていくと、より制作側の工夫を読み取ることができ、感動することができるのではないかと思います。

 

・もう一つ感銘を受けたこと、音楽プロデューサーさんの力

作曲家夜話の司会は、株式会社アニプレックスのチーフプロデューサーの山内真治さんです。私は山内さんのお話を聞いていくうちにどんどん山内さんが偉大な人物に見えてきて、恐ろしくなってきました。

内容は詳しくは言えませんが、一言でいうと、山内さんは「コンテンツを成り立たせる神」です。

もう、作曲家さんなんてどうでもいいくらい、音楽プロデューサーさんの影の活躍というものはとんでもないものなんだということがわかり、その努力を考えるとウルッときてしまうくらい感動しました(影の努力に心を打たれがち)。

こういった視点でコンテンツを見ると、ぜんっぜん違って見えてきます。感動することがさらにできるようになります。

 

・さいごに

もう一度言いますが、この文章はぼくの気付きを残しておくことを一番の目的にしています。言い方がまずくて不快な思いをした方がいれば申し訳ございません。

反対意見などはあるとは思いますが、こうやってコンテンツを見ている人間もいるんだなというあたたかい気持ちで受け取ってくれれば幸いです。

とりあえず言いたいのは、私は感動するためにコンテンツを愛し、そのために様々な観点からコンテンツを見て感動するポイントを探していて、今回の作曲家夜話でその感動ポイントが増えたということです。