今聴いている音楽(2021年4月版)
こんばんは~ど~でんです、
4月から少し環境が変わり、忙しくなりましたが、好きな音楽を探す時間は取れています。時間が限られるからこそ音楽のありがたみがわかります。
プレイリストを貼ります。
Last Scene / Roller Coaster
Roller Coasterは、1999年に結成された韓国のグループ。日本の音楽やアシッドジャズに影響を受け、渋谷系アーティストともつながりがあるようです。
ハウス系統のおしゃれなサウンドに切ないメロディが乗り、憂いのようなものまで感じます。
終始淡々と音楽が進んでいき、その単調さがむなしさを倍増させます。
シーサイドストーリー / メリーメリー♡ファンファーレ
作詞・作曲・編曲:志賀ラミー
メリーメリー♡ファンファーレは、2019年1月結成、パーフェクトミュージック所属のアイドルグループ。 J-POPラバーズに捧げる 90'sでアーバンな楽曲を中心に歌っているそうです。超イチ押しアイドルです。
作詞・作曲・編曲の志賀ラミーさんは絶対忘れるなというラップバンドのメンバーとしても活躍。
私の大好きな作曲家さんである、宮野弦士さんとも交流があるようで、宮野さんの作曲した曲があったり、絶対忘れるなのイベントで7セグメントがゲスト出演したり、、フィロソフィーのダンスの日向ハルさんとの曲があったり。バンもんの恋汐りんごさんとの曲もあったり。
とにかくその周辺アーティストが好きな方はぜひ聴いていただきたいです。
かなり話が脱線してしまいました。今回取り上げた曲は、メリーメリー♡ファンファーレの曲を一通り聴き終えた後に一番好きだった曲です。
曲題の通り、シーサイド感ありますよね、ギターやドラム、ブラスセクションの音の感じ、ボーカルのエコーの感じとか。大胆に半音で動く甘ったるいメロディーもありながら、マイナーっぽい哀愁漂うノスタルジックな部分もあるという二面性がしっかりとしていて素晴らしいです。
Hello, my love / スフィア
作詞:こだまさおり
作曲・編曲:森谷敏紀
スフィアとかその周辺の曲を全く知らず、最近少しずつ聴いているのですが、私が好きなタイプの曲が見つかってうれしいです。
作曲・編曲の森谷敏紀さんはスマイルカンパニー所属の作曲家さんで、編曲を多く手掛けられています。
爽やか系バンドサウンドにのっかる優しいメロディ、コーラスと少し緊張する和音の使い方がシンプルで美しいです。
今朝のこと / 花澤香菜
作詞:花澤香菜
作曲・編曲:北川勝利
花澤香菜さんから一曲。3月末にサブスク解禁され、多くの人が喜んでいましたね。
「レコーディングは、佐野康夫、三沢またろう、末永華子、sugarbeans、北川勝利らバンドのメンバーによる一発録りで、息の合った演奏の空気感がダイレクトに伝わってくる。」
https://www.lisani.jp/0000100612/
とあるように、北川勝利バンドの演奏と花澤香菜さんの声は本当に相性が良い。いろいろ花澤香菜さんの曲を聴きましたが、かなり好きなタイプの曲でした。
Dreaming Energy / Liella!
作詞:畑亜貴
作曲:廣中トキワ
編曲:Peach
このシングルは、3曲すべての作り込みがしっかりとしているように感じました。サウンドも心地良いです。作詞の畑亜貴さんは固定で、作曲編曲は3曲ともバラバラではありますが、方向性、世界観が一致しており、音楽好きのオタクにもしっかりと届く強さがあります。
ラブライブ!シリーズの第4作となる、「ラブライブ!スーパースター!!」からLiella!の1stシングルの曲です。
ちなみに、Liella!の声優さんでは岬なこさんが好きです。
オレンジ色 / 秋山奈々
作曲:山本健太郎
編曲:菅原サトル
先月に引き続き、2005年くらいの女優や声優曲を探していたら見つけた曲。この辺の曲を探す理由は今にない新鮮さを感じるからなのかなと思っています。
自分の今の感性では、現在進行形でリリースされる曲を聴くよりもこのあたりの曲の方が良いと思うことが多いです。
秋山奈々さんの曲はなかなか良い曲がたくさんあっておススメです。ピチカートファイヴのメンバーとして活動もされた高浪敬太郎さんが作曲されている曲もあったり。
前回のブログで紹介した嘉陽愛子さんが良いと思ったら聴いてほしいです。
IVY / spaghetti vabune!
一生カッコいいギターが聴ける最高の曲。spaghetti vabune!はサブスクにこの曲しかないのが残念。
この曲が収録されているギターポップフェスタのアルバムは幸せになるので、ギターポップ大好きな方、フリッパーズギター系が好きな方は聴いてください。
空色メモリーズ / 成海遥香(CV:雨宮天)・煌上花音(CV:本渡楓)・楠明日葉(CV:田村睦心)・南ひなた(CV:五十嵐裕美)・サドネ(CV:悠木碧)・朝比奈心美(CV:原田ひとみ)
作詞:yuiko
作曲:渡辺翔
編曲:上杉洋史
株式会社コロプラから配信されていたAndroid・iOS用ゲームアプリ、バトルガール ハイスクールのキャラクターソング。
バトルガール ハイスクールの曲、かなりしっかりした曲が多いように思います。睦月周平さんや、kzさん、設楽哲也さんなど、人気作曲家さんを起用しています。
スカっぽい要素も入ったおしゃれハイテンポな楽曲。サビ入りの「メーモリーズ」の部分で惚れた。いちげきひっさつ。
いっつも声優のおしゃれハイテンポな曲には本渡楓さんがいるように思います。大好き。
salut / Madame Croissant
作詞・作曲:M. Lemon
みなさんご存知だとは思いますが、M. Lemonさんは、みんな大好きな作曲家さん、佐藤望さんです。婦人倶楽部も素晴らしいですが、Madame Croissantも方向性が少し違って、これも素晴らしいです。
佐藤さんのプロデュースや活動の幅広さがすごいですよね。フットワークの軽さが感じられます。
ミライステップ / 足立佳奈
作詞・作曲・編曲:三好啓太
亜咲花さんのSHINY DAYSのような感じがします。
女の子の元気さを様々なサウンドを織り交ぜながら表現されており、Aメロのサンバっぽいサウンドで「これは良い」となりました。
Track by 立秋
同人音楽に疎い私ですが、少しだけ聴いています。立秋さんの曲は何曲か聴きましたが、どれも好きです。
こういうブレイクビーツが入った萌え声曲を探しています。ぜひ、私に教えてください。
ワクワクmeetsトリップ / Pastel*Palettes
作詞:織田あすか(Elements Garden)
作曲・編曲:菊田大介(Elements Garden)
おおお~~バンドリってこんな曲あったんだと感動した曲です。
イントロセリフパート後のストリングスで惚れました。カップリングのぎゅっDAYS♪もええ曲なんですよね~~~
Pastel*PalettesのメンバーのTHE アニメ声が癖になります。セリフパートも最高。
焦点回避 / 松木美定
作詞・作曲:松木美定
松木美定(まつきびてい)さんから。プロフィールについてはご自身のブログをぜひ読んでください。
KIRINJIやLampを彷彿させる世界観で、ボサノヴァやジャズから影響を受けておられるのでしょうか。ゆらゆらとゆらめく雰囲気で、オシャレなリズム隊と少し気怠そうなボーカルが唯一無二の特徴になっていると思います。
こういう音楽をするアーティストってどうしてもキャッチーさが感じられなかったりして難しい場合が多いのですが、松木さんが作る音楽は緩急がしっかりとしており聴きやすく今回紹介しました。
〇あとがき
Why don't you eat MONACA? Vol.3を購入し、さっそく聴いています。またその感想についての記事もあげらればと思っています。
あと、MONACAの新曲も楽しみですね。秀和さん(バンアパ木暮さんと!)、石濱さんの新曲(2曲)。
Vivyというアニメにも大注目です。今わかっているところでは、劇伴からOP、ED、キャラソンまですべてMONACAの純MONACAアニメです。神前さん作編曲のオープニング「Sing My Pleasure」がほんとに素晴らしいです。ここで紹介すればよかったか??
AIと人間の対立をテーマにしたお話も面白く(シリアス系が苦手な私でも食い入るようにして毎週観ています)、音楽も楽しめるし、神前さんもいつも以上に告知のツイートやリツイートが多いように思います。ぜひ今からでも間に合います!!観ましょう!!!
今聴いている音楽(2021年3月版)
こんにちは~。ど~でんです。
最近暖かくなってきましたね~、起床したときの寒くない空気、幸せな朝を感じます。
今回の選曲はシリーズ史上最高だと思います。お楽しみに。
プレイリストを貼ります。
Neko Mimi Mode / Dimitri from Paris
『月詠 MOON PHASE』 OPテーマ 「 Neko Mimi Mode 」(2004)より。ボーカルは葉月(CV:斎藤千和)。ラウンジーな1曲となっており、独特の世界観、私の凝り固まったアニソン観からは遠く離れたようなアニソン。
正しいクレジットが見つかりませんでしたが、フランス出身の音楽プロデューサーである、Dimitri from Parisがトラックを作成。元ネタは、Dimitri from ParisのLove Love Mode。
Neko Mimi Modeは、元ネタのトラックよりもブラジルっぽい音色が使われ、ボーカルの斎藤千和さんとの調和が考えられています。これと同じSingleに収録されているTsuku Yomi Modeも聴き比べると面白いです。
最近、渋谷系について調べておりまして、世の中に公開しようか悩んでる記事があります。興味のある方は脚注*1から読んでいただき(URLを知っている方だけ閲覧できるようにしています)、感想を送ってくださるとうれしいです。
奏功ドリーム / marble
作詞:micco
作曲・編曲:菊池達也
PSP『マリッジロワイヤル~プリズムストーリー~』 ホワイトルートEDテーマ。
marbleというアーティストについては、先日再始動をしサブスク解禁したという話を聞いていましたが音楽については聴けておらず、最近聴いてみてその人気も納得。
ネオアコ系の爽やかなバンドサウンドに誰にでも受け入れられるような伸びやかなサビのメロディが最高。ここまでシンプルに良い曲が最近のアニソンシーンにどれだけあるでしょうか。
いちごコンプリート / 千佳(CV:千葉紗子)・美羽(CV:折笠富美子)・茉莉(CV:川澄綾子)・アナ(CV:能登麻美子)
作詞:くまのきよみ
作曲・編曲:渡辺剛
TVアニメ「苺ましまろ」 OPテーママキシシングル「いちごコンプリート」(2005)より。イントロのミュートでじゃーんって鳴らしたみたいな音(名前がわからん)にドラムがドコドンダン!って入る部分で惚れました。
キャラ声だと思うのですが、なんともいえないボーカルの棒読み感や、決しておしゃれとは言えないような曲調ですが、特有のノリを感じます。
Life is サイダー / アネモネリア(相川奏多/楠木ともり/斉藤朱夏/矢野妃菜喜)
作詞:宮嶋淳子
作曲:秋葉広大
編曲:小松一也
TVアニメ『ワンダーエッグ・プライオリティ』EDテーマ。同アニメのユニット、アネモネリアが歌う。私の好きな声優さんが歌っていてうれしい。
編曲の小松一也さんはDA PUMP「U.S.A」など、KAZやKoma2 Kaz名義で、何百曲もの音楽を担当されています。
4つ打ちのディスコ系音楽で、特に好きな部分はBメロのリズム感。これまでの4つ打ちをブレイクし、メロやギターカッティング、その他トラックがリズミカルに組み立てます。あと、すごく音色がサイダー感ありますよね。
bitter sweet darling / Smewthie
作詞・作曲・編曲:園田健太郎
『東京ミュウミュウ にゅ〜♡』キャストユニットSmewthieのスタートアップシングル『bitter sweet darling』より。Smewthieはスミュウジーと読むらしい。
園田さんらしい王道ソングで、圧倒的なメロディと詞の調和感がすさまじい。聴いていて違和感のようなものは全くなく、聴いているうちにその楽しくも切ないメロディセンスに涙がでてきます。。
自分の中ではちょっと背伸びして聴いている曲もありますが、こういった明快で脳に直接語りかけてくるような良さがある曲がやっぱり良いんですよね。。
情熱リボルバー / 転校少女*
作詞:鳥海雄介
作曲・編曲::吹野クワガタ
転校少女*は、2019年11月にメジャーデビュー。エモーショナルかつ文学的な楽曲をパワフルに表現するアイドルユニットという紹介がされています。
イントロを聴いて、好きそうなにおいがプンプンしたので期待して続きを聴いていたら案の定最高でした。
この曲はなんといっても、サビのパワーの大きさ。盛り上げる楽器隊がimpressive。このパワーの大きさはリスナーの心を動かします。0:43でサビを迎える展開の切り替わりの早さも曲ごと過ぎ去っていくようなかっこよさを感じさせます。
わたし色のトビラ / B.O.L.T
作詞・作曲:さとうもか
編曲:谷川正憲(UNCHAIN)
スターダストプロモーション所属のアイドルグループ、B.O.L.Tのメジャーデビューアルバム『POP』(2020)より。
作詞、曲のさとうもかさんはアーティストとしても活動されており、グルーヴィーでメロウな音楽をリリースされています。オススメ。
編曲の谷川正憲さんはUNCHAINというバンドのボーカル、ギターを担当されています。UNCHAINの音楽もR&Bの流れを感じさせるようなロックバンドで、こちらもオススメ。この曲にもUNCHAINのおしゃれ感がしっかりと表れています。
まさにアルバム名のPOPを感じさせるような楽曲で、Negiccoなどのおしゃれ系アイドルが好きな方はぜひ聴いていただきたい一曲です。
1-2-3(2017 Remix) / MIKKO
作詞・作曲:MIKKO
編曲:柏崎三十郎
シンガー・ソングライターMIKKOのBest Album『HAPPY SMILE – MIKKO BEST 2009-2017』より。
ピチカート・ファイヴを想起させるようなおしゃれ感とノスタルジーな音色、跳ねるような歌い方が聴いている側をうきうきさせます。
MIKKOさんの曲はどれも素晴らしく、『TWELVE』という盤もありまして、そちらも聴いていただきたい。
歩いていこう。 / 吉田旬吾
作詞・作曲:吉田旬吾
編曲:宅見将典
TVアニメーション『レンタルマギカ』エンディングテーマ 「歩いていこう。」より。
CHEMISTRYを彷彿させるような甘い歌声に優しく楽器が包み込み、メロディが映えます。
現在は吉田旬吾さんは、音楽活動を離れられているそうです。
Party Hour Surprise! / 内田彩
作詞:ミズノゲンキ
作曲・編曲:睦月周平
内田彩Concept Album『Sweet Tears』(2016)より。
内田彩さんのキュートな歌声と「シャバダバ」のスキャット、睦月周平さんらしいキラキラとした編曲は完成度が高い。
睦月周平さんは、激しいロック系の曲と渋谷系音楽を通ってきたような感じのするポップな曲の二刀流でどちらも人気のある曲が多く、今後も常に注目していたい作曲家さんです。
いちあまり / 折笠富美子
作詞:折笠富美子
作曲・編曲:上野洋子
声優、折笠富美子の1stオリジナルアルバム『Lune』(2004)より。全曲上野洋子がサウンドプロデュースを手掛けている。
サウンドプロデュースの上野洋子さんは、ジャズ、プログレッシブロック、民族系の音楽まで様々なジャンルの音楽を経験されており、このアルバムにこれでもかというほど、折笠さんと上野さんの世界観が表現されています。
私はLuneを初めて聴いたとき、上田麗奈さんを想起しました。声優にとどまらず、音楽でその世界を表現する姿勢、そして、その内容の鋭さに共通する部分を感じたからです。
2005年にリリースする『Flower』からは『Lune』よりは明るい曲が多くなり、ポップさが際立ったようなイメージが強いです。こちらも幅の広さや幻想的な世界観、固定観念にとらわれないような表現は一聴の価値があります。
不自然な空気と果実 / 柴咲コウ
作詞:柴咲コウ
作曲:shinya
編曲:上杉洋史
柴咲コウの2枚目のアルバム『ひとりあそび』(2005)より。
柴咲コウさんの音楽が好きであると最近気づいたのが最近起きた幸せなことです。
東京は夜の七時を思い出させるような音使いですが、右から聴こえるギターからはファンクの要素を強く感じます。メロディアスなサビですが、余韻を残すような終わり方もおしゃれです。
初めて聴いたとき感動で打ちひしがれたのを覚えています。
regret / 柴咲コウ
作詞:柴咲コウ
作曲:崎谷健次郎
編曲:市川淳
柴咲コウの3枚目のアルバム『嬉々♥』より。
もう一曲紹介させてください!グルーヴィーな演奏が印象的で、歌声と楽器のバランスが素敵。。。コードワークも切なく、メロディが引き立ちます。全部が良いです。
Monday morning blue / 嘉陽愛子
作詞:Kenn Kato
作曲:SCHROEDER
編曲:system・a・x
嘉陽愛子の2ndアルバム『POP』(2007)より。
嘉陽愛子さんは女優として活躍される中、2003年から音楽活動を開始。
今回渾身の一曲です。イントロのおしゃれなコーラスとドラムの感じが私の中の「ヤバイ曲」センサーがはたらきました。圧倒的なサウンドに惚れました。
また、サビに入る詰め込みがちな部分に、「You」のみで間を作り、ボーカルが入らないのが私にとっては斬新でした。
作曲のSCHROEDERは、Schroeder-Headz(渡辺シュンスケ)さんなのかなと思ってますが、詳しくはわかりませんでした。
〇あとがき
TVアニメ「プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~」はご存知でしょうか。
音楽がMONACA担当で、かつ、OPが田中秀和さんらしいです。これはEDも、キャラソンもMONACAが担当するのではないでしょうか。。。。。。。。。。
今年秋クールの作品ですが、めちゃくちゃ期待大です(青山吉能さんも出るらしいし)。
TWEEDEES “Rock’n Roll is DEAD?” Tour (大阪公演1部)に行ってきた
本日、3月14日(日)に行われた、TWEEDEESの“Rock’n Roll is DEAD?” Tourに参加しました。久しぶりのライブレポです。
当初は1月に予定されていたライブでしたが、3月14日に延期。16:30開演の1部と19:30開演の2部構成で、私は1部の方に参加しました。場所は梅田シャングリラ。
キャパは400人ですが、今のご時世もあって客席が等間隔に配置され、50人程度のお客さんしかおらず、たいへん贅沢な気分を味わえました。前から3列目の席に座りましたが、ステージまでの距離は4-5mほどで大迫力の演奏を聴くことができました。
初めてTWEEDEEのライブに参加し、憧れの沖井礼二さんを生で拝見することができてうれしかったです。
これが伝説のコンポーザーであり、アレンジャーであり、ベーシストである沖井さんか…となりました。
語り口は物柔らかで優しいおじさんって感じですが、音楽については鋭くとがっていて、常に聴く側を襲ってくるようなそういう恐ろしさまで感じさせるようなものを作られます。今日の演奏も「演奏しているのが楽しい」というMCでのコメントの通り、音楽やってるな~というのがひしひしと感じられ、心にぐっときました。飾らず、自分の音楽を演奏し、表現することに真摯に向きあう姿は、とてつもなくカッコよかったです。
今回のバンドメンバーは、TWEEDEESのお二人に、ドラムスの原"GEN"秀樹さん、ギターのqurosawaさん、キーボードの亜万菜さんで、このお三方の演奏もとっっっっっっっっっっっっっっっっっっても良かった。
ドラムスの原"GEN"秀樹さんは、情熱的かつ楽しく演奏する姿が印象的でした。結構バンドメンバーの様子を見ながら演奏されていたと思います。
ドラムの手数の多いTWEEDEESの楽曲を支える演奏技術は当たり前ながら、金物の突き刺さるような音は生のライブでしか味わえない音圧があり、最高でした。
ギターのqurosawaさんは、リズミカルなカッティングやアーミングを使った演奏が燃えました。熱すぎた。特に、美しい歌はいつも悲しいでの演奏は自分の中でトップクラスに感動しました。その他の演奏も素晴らしすぎて何回天を仰いだか…
キーボードの亜万菜さんは、私がピアノを弾くということもあり特に注目してみていましたが、一番しびれました。豪快な演奏で見た目も派手でしたが、その上なんであんなに正しく、リズム感も正確に弾けるの????沖井さんの編曲ではよく登場し、曲の高まったところで登場するエレピ。名演奏だったと思います。
と、楽器の演奏陣ばかり書いてきましたが、これらをTWEEDEESの音楽たらしめるのは、清浦さんのボーカルがあってこそです。優しくキュートな声はもちろんのこと、立ち居振る舞いやMCでの発言でもその重要性が感じられました。激しい演奏のバランス感覚をとっているようにも思えました。
今回の記事は短めですが、これで終わろうと思います。沖井さんが「しばらくライヴをやらない」という趣旨のツイートをされていました。残すは東京公演のみですが、素晴らしい演奏をされることと思います。興味がある方はぜひチケットをとってください。音楽の力の大きさを感じられるライブであることは間違いないと思います。