ど~でんのブログ

良い曲を紹介します。

2021年楽曲10選

こんばんは~~ど~~でんです。

今年もこの季節がやってきました。年末恒例の10選企画です。

 

 

今年の採用基準は、

・曲を一通り歌える

・大好き

この2つの基準だけです。

 

昨年までは、曲そのものを見るということを目標にやっていましたが、考えすぎかなというふうに感じたのでそれは取り去りました。

私の音楽の聴き方というのが、あまり一曲にこだわらず広く浅く聴いていく聴き方でして今年リリースの曲で良いと思っても歌えるほど好きなものというのがほんの一握りです。

その中から大好きの気持ちが大きいものを10曲選曲しています。

また、記事の最後には、2021年の楽曲をまとめたプレイリストとそれにまつわるコメントも載せています。ぜひ最後までご覧ください。

 

 

 

 

 

プレイリストです。

 

 

 

 

ペンディング・マシーン / Official髭男dism

作詞・作曲:藤原聡

編曲:Official髭男dism

Piano, Synthesizer, Programming:藤原聡

Guitar, Chorus:小笹大輔

Bass, Chorus:楢﨑誠

Drums, Chorus:松浦匡希

Trumpet:湯本淳希

Trombone:川島稔弘

Sax:アンディ・ウルフ

8月18日にリリースされたメジャー2ndアルバム『Editorial』より。ブラックミュージックの香りと、構成美にやられました。

 

1イントロ 0:00~

かなり壮大なイントロ。ボーカルもかなり残響が残っていて、ベースも、うにょ~~~んとした感じ。よく聴くとコーラスも結構入っていて、宇宙っぽいエフェクトも面白い。

どんな曲が始まるのかというわくわく感。

 

1Aメロ 0:28~

イントロからグッと変わり、防音室に入ったようなキレの良いサウンドがお出迎え。

ギターカッティング最高。ブラックミュージック。

Aメロ頭の「Wi-Fi環境がないどこかへ行きたい」という詞をネタっぽくなく堂々と歌っているのがめちゃ面白い。髭ダンらしい「a i」の韻の踏み方。とんでもなくキャッチ―。

 

1Bメロ 0:57~

Aメロとは違い、少し言葉の詰め方は疎で、クッション的な役割を果たしていると思います。

 

1Cメロ 1:15~

ハイトーンゾーン。まさかこうくるとは、、、、なんかハイトーンのところは、バックコーラスとして聴こえます。心の中を表した歌詞が多いため。

本音が出てきたのが「迷惑はお互い様だって」そして「葬られた叫び声」

サビっぽく感じないのでCメロとしましたが、実際はどうなのかわかりません。

 

Inter 1:32~

ここから生ベースがグリッサンドで登場し、またこのパートが終わればまたシンセベースに戻ります。

中毒性のあるブラスセクションが印象的で、加工がかなり施されており、主人公の内面、ストレス、鬱憤が描かれているように思います。

 

2Aメロ 1:51~

2Cメロ 2:10~

Bメロはすっ飛ばしていますね。書きながら初めて気づきました。2Aメロ後半2:01~からは裏で優しい音色のエレピがなっているなど、メロディだけではなく編曲の面でも工夫があります。

 

Dメロ  2:31~

イントロと同じフレーズを転調させてここで持ってきました。これも素晴らしい。。。

 

inter 2:56~

3Cメロ 3:15~

ハイトーンゾーンですが、これまでと違い、バックコーラスではなくなっているのが違いで、これもすごい仕掛けですよね。。心の中に留めていた思いをすべて吐露するようにも思います。

 

昨年の緑黄色社会のMela!も楽曲構成がすごかったですが、今回のペンディング・マシーンもなかなか作り込みが深いです。どうやって藤原さんが作ったのかすごく気になるところです。

 

 

The Sun, Moon and Stars / 星見プロダクション

作詞:利根川貴之

作曲・編曲:沖井礼二

Chorus:清浦夏実(TWEEDEES)

Drums:原 GEN 秀樹

Other Instruments & Programming:沖井礼二(TWEEDEES)

Recording Engineer:中里隆夫・松岡誠

Mixing Engineer:中里隆夫

Assistant Engineer:尾子南都美

Recorded at パワーハウススタジオ・Wicky.Studio

IDOLY PRIDEより。沖井礼二さんが創り出す世界がただただ圧倒的でした。

 

イントロ 0:00~

1音目の空気感から沖井礼二が作ったに違いないと断言できるくらいには沖井成分100%。メロ、コードはサビ頭のフレーズをイントロ用に改変したものになっています。

少しこもったようなサウンドで、ウインドチャイムなど、きらびやかな楽器が5種類くらいざっとやってきます。

 

inter 0:07~

ストリングス、ギター、ベース、エレピがin。

ストリングスのフレーズもAメロに続く物語のプロローグとして最高の役割を果たしています。

 

Aメロ 0:17~

大好きなリズムパターン。

かなり長いAメロで、この曲でゆっくりと呼吸のすることができるのはここだけです。

 

Bメロ 0:59~

ここからはAメロと打って変わって、矢継ぎ早に言葉が続いていきます。

「不思議だけれど 君だけ」からの沖井さん特有のズジャーンズジャーンのリズム、コーラスの盛り上がり、Iaug/#IV。サビへとパワーが集まっていくようになっています。

 

サビ 1:16~

星屑が舞うようなウィンドチャイム。

メインボーカルはロングトーンのフレーズが多く、この曲の規模の大きさ、空間的な広さを表現しているように思います。

右から聴こえる、チューブラーベル。沖井さんらしい。

清浦さんのコーラスも天から降り注いでくるような感じで、うねりまくるベースとぴったり。

 

Dメロ1:48~

サビより少し落ち着きますが、楽器隊たちも暴れまくっているし、コード的にも単純なものは少ないです。

パートの移行時にナインスベースを挟まないといけない決まりなんかというくらい多用されています。

 

2Aメロ 2:14~

ここでAメロの変化版でかなり落ち着くパートになります。字足らずな感じで、言葉数が少ないのが印象的です。

「ときめいて」から歌詞がなく、楽器に任せるように聴こえます。そしてナインスベースの平行移動で、ラスサビへと向かいます。

 

ラスサビ 2:30~

ここの頭も先ほどのパートからガラッと変わるのではなく、空白感を引きずったままです。ベースを聴いてみてください。全く動いていません。

そして、2:46からようやく、息を吹き返したようにすべての楽器たちが動き出します。

 

アウトロ 3:18~

最後までおしゃれながら攻撃的で刺激的で疾走感のある楽器隊。

 

 

静と動、疎と密、音楽が描く世界の創り方が素晴らしいと思います。

 

 

Bluerose / 星街すいせい

作詞・作曲:夏代孝明

編曲:渡辺拓也

Vtuber、星街すいせいさんの楽曲。切ないメロディに星街すいせいさんのボーカリストとしての魅力が表れた作品です。サビメロの頭の半音で揺さぶるやつが大好きです。

 

この曲については構成的な良さではなく、ただひたすらに星街すいせいさんのボーカルそのものが素晴らしいという点をみなさんにご確認いただきたいので、これまでのようにパートに分けた細かい紹介はしません。

 

イントロやインターパートでのボーカルカットアップは、この曲のフレーズの切り貼りだけではなく、「おはまち~」「すいちゃん~」って言っているらしいです。かわいい。

楽曲構成については、1A-1B-1サビ-2A-2B-2サビ-間奏-ラスサビという非常にオーソドックスな構成です。

伴奏については、生音はギターオンリー。このキレの良いバッキングも好きです。

その他は打ち込み音で、いわゆるダンスミュージック系統に当てはまるのではないかと思います。

 

では、星街すいせいさんのボーカルとして好きなところは、

・歌い上げないところの表現力

Aメロとかまさにそうなんですが、ここの部分というのをうまく何事もなかったかのようにさらっと通り過ぎてしまいますが、ここまで表情豊かに歌うのはめちゃ難しいんじゃないかと思っています。

 

・「ナ」行「マ」行

自分の性癖かもしれないですが、鼻にかかった音が好きです。

サビは、「も」が結構連発されていて、さらに最後に「まもる」があって。。ここの響かせ方、震わせ方が好きです。

 

 

・最後にプチ情報

1サビ前の無音部分は、2サビは三連符のドラムが入ります。

 

 

Dead Scream / La prière

作詞:棗いつき

作曲・編曲:Tansa

Bass:原一生

Guitar:北川翔也

Piano:友田ジュン

Instruments Mixing Engineer:たっち (studio アステロイド)

Mix/Mastering:Dios/シグナル

ボーカルユニットLa prièreより。

シリアス(這い上がってくるような仕掛け)な作り込み、劇的な場面展開がポイントの一曲です。

 

イントロ 0:00~

ストリングス、ベースの雰囲気がTansaさんらしさ全開。

このフレーズはサビ直前のフレーズをとってきています。

 

Aメロ 0:10~

ここのピアノが美しい。。

このAメロは同じフレーズを2回しするのですが、その間(0:21)にちょっとしたキメが素晴らしくて、ベース、ストリングスが一瞬前に主張するのが良い。

 

Bメロ 0:33~

這い上がるようなメロディから始まります。「飼い慣らされて」のところの空気がシリアス感めちゃ感じます。

また、後半(0:43)のメロがひねくれていますねぇ。。どうやってこんなメロディ思いつくのかなあ。。

 

サビ 0:54~

楽器隊は少し静かに始まり、「踏み躙られたこの声が」の這い上がり度合いが半端ないです。さらに、後ろで鳴っているコードもそれに対応するように上行クリシェで上がっていますね。感動。。

「答えて 愛して あぁ」のところから拍子通りに進んでいるような印象だったのにシンコペーションで巻き上げてくる感じで推進するのがまた感動。ボーカリストの伝えたいことが全面に押し出されています。

2回し目は、サビ頭と対比的に楽器隊はかなり動いて進んでいます。

そして最後のハモリ部分も這い上がるような感じ。

 

inter 1:20~

ここのストリングスのフレーズで泣いちゃいました。

1:37のテテテテテテからの厳しい音色。。。シリアスな使い方をするときのストリングスが大好物です。

 

2A 1:42~

初めのテケテケテケ...みたいな、絶対1番と同じことしないぞという意思が伝わってきます。

 

2B 2:05~

ここはサビにいくとおもいきやキャンセルです!

 

間奏 2:28~

バックで教会の聖歌的なコーラス、その上でピアノ、ギターが暴れ回る構図。

死の淵から生き返る場面のように聴こえます。

2:53からは天から光が差し込むようなストリングス。目を閉じて聴くと情景が浮かびあがってくるような物語性の濃い楽曲です。

 

ラスサビ 3:18~

ここ以降の展開もすごいんですよね。

お決まり通り、少し音数が少なくて2回し目から全部の楽器が入ってくる仕組みなのですが、「この声が枯れるまで」でシャウトしてから急激にギターソロが挟まる!情熱的!!!思いが滾っています。

最後は息をたっぷりに吸い込んだハモリパート。曲がきれいに終わります。

 

楽曲展開が今年聴いた曲の中でもピカイチで、凄く頭の中で風景が描きやすい曲でした。

 

 

東京プリンセス / リルネード

作詞:nobara kaede

作曲・編曲:浅野尚志

アイドルグループ、リルネードより。

3人のかわいらしさと、かわいいそのものへの思いをおしゃれに描いた傑作。

 

イントロ 0:00~

ボーカルオンリー。曲の顔と言えるイントロでかわいい声だけを使う勇気。しかも「かわいくなっちゃいます?」

ギターカッティングも切ないストリングスも好き。

 

Aメロ 0:18~

単純で短いメロですが、かわいさ切なさを含んでいますね。

スクランブル」のIVm7とか好きなやつ。

 

Bメロ 0:33~

同主調の部分転調的な感じか、短三度転調的に進んでいるのでしょうか。Bメロに入った瞬間ハッとします。

アイドル楽曲あるあるのサビ前の萌えセリフ。かわいい。

 

サビ 0:48~

サビの進行が大好き。かつ、メロディも大好き。たぶん先ほど紹介したBlueroseと同じような感じだと思います。IVM7 IVmM7 の進行にIIIとIIIbのメロディが乗るやつです。

歌詞も「可愛くなっちゃいます」って宣言されているのもおもしろいし、「ドキドキしちゃいます(いいよね)」のいいよねが良いよね。

 

inter、2A、2B、間奏

 

Dメロ 2:31~

キメだらけの本当に意味がわからない歌詞で100回くらい聴いているのですがよくわかりません。それでいいのかもしれません。

 

落ちサビ、ラスサビ 2:36~

ラスサビ3:01のコードが素晴らしいです。#IVm7-5から上行していく進行で、おおおおおおっと思わせる効果があります。

そのままのコードでもよかったのですが、さらにこの曲はアウトロにさらに展開を残していて、ただでは済まさない勢いをここで感じました。

 

アウトロ(ラスサビの続きのEメロ?) 3:12~

ここの展開が良くて10選に入れました。これまではかわいい歌詞とか、意味わからん歌詞とか言っていましたが、ここからは女の子たちの強い意志を感じる重要なパートで、かなり情熱的なメロディになっているのがポイントです。

 

純粋な可愛さと可愛いことへのこだわりという二面性を感じることができるという点で素晴らしい楽曲だと感じました。

 

 

謎解きはキスのあとで / DIALOGUE+

作詞:竹内サティフォ

作曲:ONIGAWARA

編曲:ONIGAWARA・伊藤翼

Sound Direction:ONIGAWARA・伊藤翼

Guitar:佐々木秀尚

Bass:ナガイケジョー

Drums:鈴木浩之

Trumpet:吉澤達彦

Trombone:半田信英

Alto Sax:橋本和也

Programming:伊藤翼

Vocal Direction:田淵智也

Recording Engineer:黒田かおり・中村悠二(VERYGOO)

Mixing Engineer:中村悠二(VERYGOO)

Recording Studio:PONY CANYON代々木Studio・ROKU-st

Mixing Studio:ROKU-st

声優ユニットDIALOGUE+より。

昨年の配信ライブで聴き惚れてずっと今でも好きな曲。豪華な生楽器に負けないボーカルとメロディ。サビの熱量そのものがすごい曲ですので、読者の方にも実際聴いていただいて、その熱量を味わっていただきたいです。

内山さんと宮原さんがメインボーカルに据えられている楽曲で、他のDIALOGUE+曲とは違う雰囲気があります。

 

イントロ 0:00~

ご機嫌なブラスセクション、右でかき鳴らされるギター。

 

Aメロ 0:18~

状況説明的なパート。左から聴こえるギターカッティングが気持ちいい。

このAメロ、4つのパッセージで分けられるのですが、4つ目の最後のメロディだけちょっとずつ違っているんですよね。めっちゃ細かいところですが、正確にとろうと思うと非常に難しいのではないかと思います。

 

Bメロ 0:45~

すごいメロから始まる!!速報が飛び込んできたみたいな感じ。

それ以降はサビにつながるよくある形。

 

サビ 1:02~

10選の中でもサビメロの強さでいったら一番なのではないかと思います。文字のハマりもメロディの流れ方も自然に感動する。

「なぞと↑きは」の高音、キュンとします。

 

2A-2B-2サビ

 

Dメロ 2:44~

ドラムの金物の音がいい味を出しています。

間奏はなく、すぐに落ちサビにつながります。

 

落ちサビ 3:01~

「理由?理屈?」からは内山さんのパート。こんな声出るんだ!?メロディを正確に取らずにあえてずらしているように思います。声優楽曲ならではの工夫であると思います。

 

ラスサビ、アウトロ

あまり語ることはないです。ただひたすらに強い音楽がやってきます。

 

この曲は楽器の豊富さと圧倒的なメロディの強さとそれにこたえるDIALOGUE+の熱量の大きいボーカルに尽きると思います。

 

 

ユメヲカケル! / スペシャルウィーク (CV. 和氣あず未), サイレンススズカ (CV. 高野麻里佳), トウカイテイオー (CV. Machico), ウオッカ (CV. 大橋彩香), ダイワスカーレット (CV. 木村千咲), ゴールドシップ (CV. 上田 瞳) & メジロマックイーン (CV. 大西沙織)

作詞:マイクスギヤマ

作曲・編曲:東大路憲太

Guitar:東大路憲太

Bass:川崎哲平

Drums:川口千里

Strings:室屋光一郎ストリングス

Trumpet:奥村晶・二井田ひとみ

Trombone:高井天音

Alto Sax:庵原良司

Tenor Sax:竹上良成

Chorus:maimie, 安田みずほ

All Other Instruments & Programming:東大路憲太

Recording Engineer:内藤岳彦・齊藤春樹

Mixing Engineer:渡辺大

2021年大ヒットコンテンツ、TVアニメ『ウマ娘 プリティーダービー Season 2』OPテーマ。

アニソン業界、2021年は正直この曲が1強だったんじゃないかと思うほど、新しくて、とんでもないパワーを持った楽曲です。

 

イントロ 0:00~

サビの頭のフレーズを持ってきています。ブラスセクションが力強く、曲の始まりとして最適です。同じコードを行き来し、すぐに転調して同様に同じコードを行き来する形をとっています。抜いたら抜かれてという競馬の試合そのものを表しているようです。

また、いろんな音がたくさんなっているのに、ぎゅっと詰まっていて、違和感なく聴こえるのがすごいです。

 

Aメロ 0:23~

音数はかなり少なくなります。右のアコギが心地よいです。そこまで特殊なことはしていないように思います。

強いてあげるなら、Iaug/#IVくらいですが、最近では珍しくなくなりました。

 

Bメロ 0:43~

ここも4-5-3-3b-2というあるあるな進行。サビでsus4を踏みながら転調するパターンもよく見ます。

 

サビ 0:54~

ここからはストリングスもin。すごい数の音が鳴っていますが、これもまさに試合の真っ最中、ジャケットの絵が示している通りの音楽なのではないでしょうか。さまざまな音色を持つウマ娘がどんどんやってくる様子です。

「Try! 届け 全速で」のジャッジャッジャーンのリズムのパワー。

そして、サビ内での半音上へ転調。「風も音もヒカリも追い越しちゃって」という言葉とリンク。調まで追い越しちゃいます。

 

あとの展開も王道な仕組みをしていますが、この曲は、王道を王道で塗り替えられるパワーを持っているところが一番の強みだと思います。

良い曲は王道から少しずらすみたいなことを言ったりしますが、これは王道のど真ん中を曲の持つパワーだけで突き進んだ豪快でかっこいい曲だと思います。

 

 

Hey, lad! / ルコア (CV.髙橋ミナミ)、真ヶ土翔太 (CV.石原夏織)

作詞・作曲・編曲:星銀乃丈

Mixing Enginner:高須寛光

TVアニメ『小林さんちのメイドラゴンS』キャラクターソングアルバム「L・O・V・E」より。

新進気鋭のクリエイター星銀乃丈さんによる新時代のキャラクターソング。ここから伝説的な楽曲がリリースされるのではないかと期待しています。

 

イントロ Aメロ 0:00~

ギター、クラビネット、ベースのグルヴィーな掛け合いがかっこよい!

Aメロ?と言えるのか難しいですが、このパートはセリフ中心で構成されており、THE キャラソンという感じがします。

 

Bメロ 0:41~

ここからメロディらしいメロがきます。

0:52からのベースとピアノとクラップだけになるのがお気に入り。

 

サビ 0:57~

軽快でリズミカルな気持ちいいメロディ。

2回し目「魔法だって呪文だって」のメロが良すぎるポイント。石原夏織さんの純粋な声が突き刺さってきます。

 

2Bメロから2番サビはキャンセルされて、間奏へと繋がります。

ここのギターの歪ませ方かっこいいなぁ。。パーカッションもナイス。

 

落ちサビ 2:43~

間奏から転調して落ちサビになります。

 

ラスサビ 3:13~

1回し目の最後にコーラスが入ったり、2回し目のリズムパターンが単純になったり、少し小さいですがギターの装飾(真ん中くらいの音高のフレーズがいろいろ入っている)が変わっていたり、大団円的な印象です。

 

アウトロ 3:46~

ここの演奏が素晴らしすぎる。。。アウトロ演奏大賞。

ボーカルもノッてるし、Hey lad!以降のドラム!!

最後「ドゥドゥビドゥ」のウィスパーで終わるところもおしゃれ!!

 

 

おしゃれな声優楽曲を知っているつもりではありますが、このパターンはこれまで全くなかったのではないかと思うくらい印象的な曲でした。

 

さんさーら! / ARuFa

作詞:キノピオピー

作曲・編曲:田中秀和(MONACA)

Guitar:堀崎翔

Mixing Engineer:高須寛光(VICTOR STUDIO)

Recording Studio:MONACA STUDIO

Mixing Studio:MIT STUDIO

今年も秀和さんから。

 

イントロ 0:00~

イントロ歌始まりでさらに「あ」から始まるという、イントロとしてこれ以上ないイントロ。今年の鮮烈なイントロ部門1位。

この「あ」だけで曲の雰囲気がわかる大胆な仕掛けで、受け手をぐっとつかみます。

後は1秒に1回は変わるコード。いや、0.5秒に1回変わっているかも。

同じような特徴、空気感を持った秀和曲としては「グッドラック・ライラック」、「ドラマチックガール」、「未完成ユートピア」、「恋?で愛?で暴君です!」が挙げられるのではないかと思います。

 

ブリッジ 0:15~

セブンスコード連続で半音で下がっていき、なんとかしてAbにもどってくる変な動きをしています。

リズムパターンも4拍3連?みたいな感じになっていて、さらにへんてこ度を上げています。

 

1Aメロ 0:19~

メロは全く違いますが、イントロと同じコード進行をしています。

イントロとAメロが同じコード進行で、かつ、メロが違うというのは珍しいように思います。

「全力アイドル宣言♡」、「ヒミツキチューバー」くらいかな。

よくあるのは、イントロとAメロのコードが一致している場合、イントロはコードだけで、Aメロではその上にメロディが乗っかるという形をとるのがオーソドックスなのではないかと思います。

 

1Bメロ 0:33~

クリシェゾーンで、ここも秀和節というか堀崎節が前回です。こういったどろどろとしたカロリー高めなフレーズが特徴的です。

メロディもひねくれにひねくれています。。

サビ前もおきまりのaug。

 

 

1サビ 0:48-

4-5-3-6の亜種的な進行であるあるのやつです。

メロディは特に変なこともしていないですが、良いメロディなんですよね~~~。。

これをサラッとやってのけるのが秀和さん。

サビ2回し目はDbM7-Gaug7-Cm7-Fm7(chordwikiより)になっているそうですが、これよくわかりません()。

 

#IVからVIIbにいってツーファイブワンで降りるやつの例

Precious Memories」の思い出を夢に重ねて~

「Let's アイカツ」サビ終わり

アイカツメロディ」サビ終わり

 

#IVからVIIに行く例

Precious Memories」甘いもおいしいも全部~

「Shiny Day」身も花も木もずっと~

 

なんか調べてみたら珍しくもなかったし、これにどういう音楽的なおいしさがあるのかあんまりわかっていないです、、

 

 

それよりも「してみたい 言いたい やってみたい」の上行していくメロディに対して、ベースの上下に揺れる動きが気持ちいい。ARuFaさんの心の中にある好奇心そのものを表しているようです。

 

最後の「友達100人」からは秀和さんお決まりの#IVm7-5から始まるやつなんですが、これまでだったら、さらに#IVからVIIbに飛ぶことが多かったのですが、#IVからVIIに飛んでいるようです。

 

 

さらに言うとサビ最後に駆け上がっていってコードが移り変わっていくのは、「オオカミとピアノ」、「PUNCH☆MIND☆HAPPINESS」などで見られます。

 

つまり、さんさーら!は、これまでの秀和楽曲の集大成といって良いのではないかと思います。また、Tom-H@ckさんの放送で生出演された際に、さんさーら!についての話があり、「得意な楽曲」とご自身から発言もありました。

私も1秒1秒が聴きどころになっているような、工夫と遊び心が詰め込まれた秀和さんの楽曲をもっともっと聴きたいなという気持ちがあります。

 

 

 

be Cute / SMILE PRINCESS

作詞:只野菜摘

作曲・編曲:田中秀和(MONACA)

Guitar:堀崎翔

Bass:渡辺等

Drums:髭白健

Piano:伊賀拓郎

All other Instruments & Programming:田中秀和(MONACA)

最後は秀和さんからもう一曲です。

この曲は2021年秋クールのTVアニメ『プラオレ!~PRIDE OF ORANGE~』のOP曲「ファイオー・ファイト」のカップリング曲。

すごく歌詞の力を感じた曲だったので、歌詞の方にも着目して私の好きなポイントを紹介できればと思います。

 

 

イントロ 0:00~

ギターから始まるイントロで、これは「水恋」と非常に似た入りであると思います。BPM高めの秀和の純粋なバンドサウンド系楽曲。

 

Aメロ 0:11~

Aメロらしい静かな立ち上がり。コード的な面でも、サウンド的な面でも特筆することはないです。メロディは、起伏が少しあり、頭の中で自分の思いが逡巡しているような印象を受けます。隣の音を細かく行き来するようなメロが曲全体を通して見られます。

歌詞は過去の失敗を振り返っているような、後悔が見える詞です。

この空気感か只野、秀和ペアらしさが出ているように思います。

 

Bメロ 0:31~

ここのパートも変なことをしていないというか、王道なBメロのタイプであると思います。

ベースがすーーごい動いていて、クラップが入るというのは秀和さんがよくやってきたことです。

「嫌だ もうやめた」という歌詞とメロのリンク度合いすごいですよね、投げ捨てるようなセリフとメロディが跳躍が非常に合致していると感じます。

 

 

サビ 0:43~

be Cuteという言葉から始まるサビ。これを歌っているのがおそらく青山吉能さん。

只野さんと秀和さんの曲を青山さんが歌うということで、このサビの重要な入り、しかもソロの部分を青山さんに任したのは、これまでの歴史があったからに違いないと思います(青山さんはデビュー当初からWake Up, Gilrs!で只野さんと秀和さんの曲を数十曲歌ってきている)。

このサビ入りは、そういう文脈的な面でも大きな一節であると感じています。

 

では、サビの中心部を見ていきます。

メロディやコードも秀和さんの中では非常にシンプルな形になっていると思います。逆にシンプルすぎて、最近にはなかなかなかった作風であると思います(これまでは王道なメロディに和音の響きが印象的である場合が多かった)。

 

そして歌詞。かわいくて、優しくて、あたたかくて、悲しくて、決意にも満ちていて、キャッチーで、あらゆる要素を内包していて、この歌詞にやられてしまって聴くたびに涙が溢れてきます。

 

be Cute

ちっちゃな がんばりにも

気づいてる 愛しい

黙ってる 守っていく

すごく可愛いから

 

B級の今を 憎んでいる

くるしいけれど嘘がない

ああ 残酷な 結果さえも認めるんだ

 

すべてに線を引き、色を付けたいくらいこの言葉たちが大好きなんです。

 

これはまさに私がWUGの曲を聴くときに感じていた感覚そのもので、歌っているのはWUGではないのに、そういった感覚になる私にとって前世の記憶を思い出させる曲だと感じています。

 

 

 

 

 

〇2021年リリース楽曲についての感想や音楽との付き合い方

昨年は100選とかいうふざけた企画をやりましたが、ただひたすらにしんどかっただけだったので、代わりに今年は2021年公開された曲で良いと思った曲のプレイリストの公開とその紹介も少しだけしようと思います。

450曲くらいの曲がエントリーしています。

正直、今年の曲は私好みの曲は少なかったように思います。それには私のサーチ不足や、私自身の音楽の趣向の変化なども関係していそうですが、圧倒的な曲というものが少ないように感じられました。

 

 

今年は個人的にすごく生活がガラッと変わり、これまでの音楽との向き合い方も一新する必要がありました。

これまでは、暇な時間をつぶすために音楽を聴いている節がありましたが、今年からは、生活でたまったストレスを洗い流したり、新しい出会いを求めたりするために音楽を聴いていました。

生活でたまったストレスを洗い流すには、自分の頭にあるものを拭い去ってしまう強力な楽曲が必要になります。

月一のブログのためにも、自分が他の人よりも音楽を知りたいという気持ちを満たすにも、さまざまな音楽を聴いていたのですが、誰も注目していなかったような音楽を見つけることができた瞬間の気持ち良さに気付いてからは、新しい音楽との出会いを求めて曲を探しています。

サブスクの世界には、人生では聴ききれない数の音楽が埋まっており、その中から自分の好みにあった音楽を見つけることができたときの感覚は、宝探しゲーム的な面白さがあります。そうして見つけた音楽には愛着がわきます。

この探し方には、自分の好みに大きく依存します。だからより多くの音楽に触れ、自分の好きはどこにあるのか、どうして音楽を聴いているのかという根源的な問いについて考える時間が増えました。

みなさんはどうして音楽を聴きますか??ぜひ教えてほしいです。

 

2021年もお世話になりました。おかげさまでこのブログの閲覧数も4万をこえまして、来年はもっともっと数が増えて、より多くの人に音楽の素晴らしさが伝われば良いなと思います。

 

2022年もどうぞよろしくお願いします。

 

 

 

 

今聴いている音楽(2021年12月版)

こんにちは~ど~でんです。

 

2021年最後です。今月も良い曲選んでいます!!!

 

 

 

プレイリストは以下の通り。

 

 

 

 

 

 

 

A Coastal Road / Peppertones

www.youtube.com

韓国の渋谷系アーティストと名高いPeppertonesから。

爽快なギター、ストリングスにグルヴィーなベースがキマっています。何回聴いても飽きの来ない名作です。

2:19からの間奏部分のスキャットクリシェ。。非常にポップ。私が渋谷系だな~と感じる要素がふんだんに詰め込まれています。

 

 


BLUE SNOW / ポルノグラフィティ

作詞:新藤晴一

作曲:ak.homma

編曲:ak.homma, Porno Graffitti

12月アップということで冬曲を1曲。

小さい頃ポルノグラフィティを車の中で聴いていて、この曲を聴くと冬に暖房がききすぎて少し汗ばんだ車内を思い出します。

サビの同音連打とその裏のハモの変化が大好き。岡野さんの明快で表情豊かなボーカルはいつ聴いても心を打たれます。

 

もちろん心地よいカッティングギター、おしゃれなピアノバッキング、間奏のサックスソロはいうまでもなく、大好きなポイントです。

 

 


居場所 / Mori Calliope

作詞:Mori Calliope

作曲・編曲:Elliot Hsu

ホロライブプロダクション所属のVtuber、Mori Calliopeから。

プリンセスコネクトの英語版とのコラボ作品。

 

イントロのフレーズでぐっとつかまれます。カントリー感、自然の美しさを感じさせるような耳なじみの良い編曲が素晴らしいです。

 

 


連続体 / Kabanagu

作詞・作曲:Kabanagu

連続体

連続体

  • Kabanagu
  • エレクトロニック
  •  
  • provided courtesy of iTunes

Kabanaguは、2018年から活動を始めたトラックメイカー。

今年に発売した『泳ぐ真似』からの一曲です。

この無機質な音がただひたすらに好みだったので、セレクトしました。ピアノのリフレインと唯一のメロディの部分が無機質ながら狂気を感じます。

 

アルバム全体が1,2分の曲で構成されているため、アルバム通しで聴いても11分という短さですが、非常に聴きごたえのある、Kabanaguの世界に一気に引き込まれます。

 

 

 

midnight cruisin' / 濱田金吾

作詞:康珍化

作曲:濱田金吾

編曲:倉田信雄

ここでシティポップ、AOR系を一曲。

1974年デビューの濱田金吾さん楽曲から、1982年リリースの『midnight cruisin'』から表題曲。近年のシティポップリバイバルを受けて、2020年にリマスタリング版をリリース。

再生回数多っ!ってなりました(YouTubeの自動生成の音楽で80万回)。

私はシティポップといえばこのようなサウンドが大好きで、最近のシティポップをモチーフにして作られた作品とかなり違うように思います。それぞれ良い面があって、それぞれ別に好きです。

ギター、ベース、ドラムのサウンド、グルーヴ感は言わずもがな、ときたまくる緊張感のあるコード、緩急たっぷりのリズムが素晴らしいと感じます。

 


またねバイバイ (feat. 利香) / Room97

作詞:no.real

作曲:tsutsuminium

Room97は、インターネットで活躍されているアーティストで、調べても正確な情報があまり出てきませんでしたが、2013年頃から活動されていて、現在もバリバリで活動されています。渋谷系をテーマにしたアルバムをリリースするなど、このブログを読んでいる方が好きそうな音楽が多いと思います。

優しいウィスパーボイスに丁寧できらびやかな編曲が印象的な楽曲で、あたたかな気持ちになれる幸せな音楽です。

作曲のtsutsuminiumさんは、ドリームモンスター所属の堤功太さんの別名義でGothic×Luckの小さな予感など、きらびやかでおしゃれな楽曲を数多く制作されています。

 

堤さんめっちゃ渋谷系好きなんですね。。。私も好きです。

 


気まぐれドルチェ / 高杉さと美

作詞:Haruna Yokota

作曲・編曲:谷口尚久

2007年から2013年頃まで音楽活動をされていたrhythm zone所属の高杉さと美さんの曲から。

ボッサ系の楽曲でイントロのつかみでやられましたね。まさかこのジャケットからこの曲が流れるとは思いもよりませんでした。

すごい洗練された耳心地のよいサウンドで作編曲の谷口尚久さんについて調べてみたところ、大学在学中に千ヶ崎学(元KIRINJI)さん・小松シゲル(現ノーナ・リーヴス)さん・奥田健介(現ノーナ・リーヴス)さんらとともに「ハラショーズ」を結成し、ボーカリスト兼ギタリストを担当されていたとか。

SMAPCHEMISTRY、JUJU、倖田來未などの錚々たるJ-POPアーティストのほかに、TrySail渡部優衣など、アニメ系音楽にもたくさんの楽曲を提供されています。

 

 


うらら。 / 伴 都美子

作詞:伴都美子

作曲:宮川弾

編曲:sin

うらら。

うらら。

  • 伴 都美子
  • J-Pop
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

伴都美子さんは、Do As Infinityのメンバー。ソロ名義のアルバム『FAREWELL』から。調べてみて作曲が宮川弾さんでめっちゃ驚いています。12月一番驚いています。私は宮川弾さんに吸い寄せられます。

 

ぜひ、聴いてほしい一曲。。。

YouTubeになかったのでサブスクリンクしか貼れませんが、イントロから聴いてください。

毎回恒例となりつつある、ポップスにフルートが混じったやつです。私の好きなポイントは、ひねくれたメロディとヌルッとサビに入るところ、ドラムの音です。こういうひねくれた曲大好きです。

 

 


可愛くなくても譲れない 〜其の2〜 友達の紹介編 / 坂詰美紗子

作詞・作曲:坂詰美紗子

編曲:平田祥一郎

坂詰美紗子さんは2005年から活動されているシンガーソングライターで、Crystal Kay恋におちたら」などでヒットを記録。

今回紹介する曲は、ソロ名義での楽曲で、ポップなイントロから超かっちょいいディスコファンクに惚れました。

最近私の中でブームの平田祥一郎さんが編曲を担当されており、さすがのクオリティだと感じています。

平田さんはハロプロ関連楽曲に数十曲を書いていたり、pop'n musicで「ひらたさん」名義などで数々の曲を書いていたり、とんでもない数の曲数をリリースされています。

 

 

 

L・O・V・E U / リア・ディゾン

作詞:リア・ディゾン & 新美香

作曲・編曲:平田祥一郎

平田祥一郎さんからもう一曲。どうしても紹介したかった。好きなので。

爽快感、疾走感のあるハウス系のダンスミュージック。私はこんな曲が一番の好みです。

 

リア・ディゾンはダンスミュージック系統の音楽が多く、この曲が好きだという方がいればぜひ他の曲もお勧めです。全曲素晴らしいです。

 


Loretta / Ginger Root

Ginger Rootは、シンガーソングライター・ミュージシャンであるキャメロン・ルー(Cameron Lew)が率いる、カリフォルニア州ハンティントンビーチ発のインディー・ソウル・ミュージックユニット。

80'sのシティポップにかなり寄せたような楽曲になっており、とにかくサウンドのこだわりがすさまじいです。全体にくもったようなエフェクトがかかっているように思えます。これは、当時のシティポップの空気感を出す効果があるのではないかと思います。

なによりも、この疾走感が非常に当時のシティポップ感があるなあと感じていて、この曇ったエフェクトがなかったら、もう当時の楽曲としていけるのではないかという気がするくらい、当時に寄せた楽曲だなと感じます。

PVはかなりコメディチックですが、音楽は非常に本格的であり、そのバランス感覚、本気でおちゃらけるかっこよさみたいなものを感じます。

 

PVの始めの根生姜はジンジャールートを指しているらしい。

 

 

 


Kawaii☆フォトグラフィー / MELOGRAPHICA

作詞:朔白

作曲:山本真央樹 

Kawaii☆フォトグラフィー

Kawaii☆フォトグラフィー

  • MELOGRAPHICA
  • ロック
  • ¥255
  • provided courtesy of iTunes

『Pastelphonic pt.3 powered by Guitar Pop Restaurant』より。先日サブスク解禁されたてで、このアルバムの曲が本当にすべて良い。

その中から悩みに悩んで1曲選びました。

アーティストのMELOGRAPHICAは、winddrums(山本真央樹)と朔白からなる音楽ユニット。

イントロからすぐに転調する形はポップンミュージックなどでもよく見られた形で、杉山清隆さんがよくやっている印象です(このアルバムも杉山さんが大活躍されています)。

ストリングス、グロッケン?、ハーモニカ?などキュートな編曲がこれでもかというくらい詰め込まれており、パッパッパパシャッというキラーフレーズも最高にポップでキュート。

 

Pastelphonicシリーズの1,2弾はサブスクをやっていないということで、今後サブスクでも聴けるようになってほしいなぁと熱望している作品です。

 

 

 

〇あとがき

今年も10選をやります!!!29日くらいに出せたらいいな~。

後、少しだけ企画を考えているので、それも冬休み中に公開できればと考えています。

今年で一年で私自身、音楽に対する考え方、向きあい方が非常に変化した一年でした。今後も自分の好きな曲を発信できるようにバリバリやっていきますので、よろしくお願いします。

 

 

プレイリスト「おしゃれ系アイドル・声優ミュージック」への想い

みなさん、こんばんは~

ど~でんです。

 

 

今回はなまおじさん(@namaozi)の企画、「楽曲オタク Advent Calendar 2021」に参加させていただきました。

音楽を愛するオタクたちの素敵な記事がたくさん投稿されています!ぜひチェックをしてみてください。

ほんと素晴らしい企画なんですよね。

各々心のうちに思っていることはあるものの、なかなかきっかけがなく言語化することをやめてしまう方がたくさんいると思っていて、このような企画はそういう方にきっかけを与えるものであると感じています。

普段ブログ記事を書かないような方や同じような界隈の方々でもあまり知らない方の投稿も多数見られ、非常に勉強になりますし、発見することがたくさんあり、読んでいて楽しいです。

当の私は、よくブログ記事を投稿する側の人間ではありますが、この記事はいつも以上に気合を入れて書いています。

企画のなまおじさん、ありがとうございます(チラシの裏、私も同じ意見です)。

 

 

今回は、アニソン大好きなみなさんにわかりやすいように、こちらの目次通りに進めていきます。

 

 

イントロ(プレイリストの概要)

では、本題に入っていきます。

今回の記事は、私のプレイリスト「おしゃれなアイドル・声優ミュージック」を語る記事となります。

プレイリストはこちら。

2021年12月5日現在、約400曲の音楽をまとめています。

このプレイリストの作成を始めたのは2019年の夏あたりかと思います。現在も更新中のプレイリストでして、まだまだ知らない音楽がたくさんあるため、今後もどんどん増えていく、「成長途中の」プレイリストです。

 

 

今回はこのプレイリストについてのお話となります。

 

 

他にもたくさんのプレイリストを作っていまして、私の中でも整理がついていない部分があって、6月にそれを紹介する記事を作りました。ぜひご覧ください。

 

 

 

 

Aメロ(プレイリストの選曲について)

まずは、このプレイリストの選曲についてお話します。

 

このプレイリストの制限は、「日本の曲でアニメやアイドル文脈の女性ボーカルを主体とした音楽からの選出」になります。

どこからがアニメやアイドル文脈なのかというのは大目に見てくださいませ。

 

 

プレイリストを作り始めた2019年は、私にとって音楽的に変化の大きい年で、音楽の知識がたまってきてそれをアウトプットし始めた時期でもありました。

当時の私は作曲家推し全盛期で、MONACAをはじめとするアニソン作曲家の名前と代表曲を覚え、音楽を聴いては、誰の作曲なのかを当てるという作曲家当てゲームをし始めたのもこの頃でした。

当時の私↓

覚えたて、習いたてのことはどんどん使っていきたいというのが人間というもので、今振り返っても一番音楽を楽しんでいた時期でもありました。

 

そんな時期に作り始めたこのプレイリストは、2年前の熱烈に音楽を楽しんでいたとき(若かりし頃)の気持ちを思い出させます。初めのほうは、思い浮かんだおしゃれな音楽をひたすらぶち込んでいました。

逆に今は、アーティストごとや作曲家ごとに音楽を聴いて、その中でこのプレイリストに入るような音楽があれば入れていくという形になっています。

 

かなり初めとは選び方が違うプレイリストですが、ブレないプレイリストにすることは徹底していて、幅広い音楽ジャンルが混在していますが、共通したおしゃれさがあるのではないかと思います。

 

 

Bメロ(おしゃれって?)

音楽における「おしゃれ」って何なんでしょうか。

ジャズっぽければいいのかな?シティポップみたいなのだったらいいのかな?

音楽ジャンル的にはそういうジャンルの音楽がおしゃれのイメージと関連あると思いますよね。

 

しかし、このプレイリストの音楽は、そういった音楽だけでは構成されていません。

もちろん上で言ったようなジャジーな感じやシティっぽい印象を受ける曲も含まれていますが、グルーヴィーなサウンドに声優やアイドルのcuteなボーカルが乗っている曲が多く含まれているのではないかと考えています。

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↑プレイリストの一部


作成者の私自身もなかなかぼんやりとしか言語化できない領域で、聴いてくださった方の意見も気になるところです。

おしゃれに感じるかどうかは本当に個人の感覚に依るものですので、ぜひ読んでくださった方が感じるおしゃれさというのを知りたいなと思っています。

 

 

 

Cメロ(声優音楽、アイドル音楽シーンに加わったバーチャルシンガー)

ここでお話するのは近年急激に増加しつつあるバーチャルシンガーについてです。このプレイリストにもたくさんのバーチャルシンガーの楽曲を含めています。

 

近年、アニメ、ゲームに関連した音楽だけでなく、Vtuberバーチャルアイドルなどの新たなコンテンツが生まれ、それに関連する音楽が非常に多くリリースされています。

特にVtuberはインターネット発の文化であるため、インターネットで活躍されていた音楽家たちが活躍する割合が高く、トラックメイカーやボカロPの参入が特徴的です。また、アニソンほどの商業感のない同人音楽的な良さ、鋭さを持った曲が特徴的であると感じています。

 

 

このプレイリストにもいくつかVtuberの音楽を選曲しています。ここでは厳選した3曲を紹介します。

 

 

徒然Pieces / Re:A projecT

作詞・作曲・編曲:Lemm

Re:A projecTは、総合バーチャルタレント事務所「Re:AcT」所属のVtuberによる、プロジェクト。

音楽を担当されたLemmさんは、ボカロ発のアーティストで、作曲だけでなく、映像やゲーム制作など幅広く活動されている方です。私はLemmさんの音楽はもっともっと注目されるべきだと感じます。

私はこの曲を初めて聴いたとき、音の質感に驚きました。音そのものがここまで魅力的な曲に私は出会ったことがありません。

また、無機質なボーカルながらも、複雑なコード、心揺さぶるエレピの間奏、劇的な展開は、この曲でしか味わえないアンバランスな冒険。

 

 

 

エンドロール / 八月二雪

歌:Qキキ

作詞・作曲・編曲:john=hive

Guitar:広谷哲郎

八月二雪はjohn=hiveとQキキからなるバーチャルアーティスト。

収録アルバムは「ポップシティ」という題名で、シティ系統のおしゃれさがある楽曲。エレピが印象的なグルーヴ感のある演奏に、安心するようなメロディ。とってもあたたかい曲に仕上がっています。

 

 

LETTER / KMNZ

作詞:KMNCREW

作曲:zukio

KMNZは、LITAとLIZの2人からなる、日本のバーチャルYouTuberユニット。

ガットギターが気持ちよい、ボッサ調のヒップホップ。近年、声優コンテンツでもラップの要素がある音楽というのが非常に増えています。

やっぱりキュートな声のラップというのは、良いものですね。。。特のLIZさんの表現が素晴らしいです。揺れる音がセクシー。

 

 

 

 

こんな感じで5年前では全く予想のできなかった方向に展開している音楽シーンですが、次はどんなステージにうつっていくのでしょうか。深夜アニメというものが流行りはじめてから15年が経ち、多種多様な文脈の音楽が生まれ、メジャーなJ-POPアーティストがどんどん参加するような世の中になりました。15年前、こんな環境になると誰が想像できたのでしょうか。

 

アニメ文化、ゲーム文化の人気がある限り、音楽は作られ続けることになることになります。アニメやゲームには音楽は必ずついてくるもので、映像などと相互作用しながら発展していくことになると思います。

 

 

 

Dメロ(ブログ記事で音楽の感想を書くことについて)

いよいよDメロ。ラスサビにつながる重要なパートです。

このパートでは、私と音楽ブログについてお話します。

 

私は2019年の1月からブログを始めました。これまでの記事をカテゴライズすると、

・今聴いている音楽シリーズ(月1更新)

・ライブレポート(不定期)

・好きな作曲家さんや音楽について調べたことなど(不定期)

以上の記事を上げています。もともとは月1更新だけのつもりでしたが、なんだかんだでそれ以外の記事も結構アップしています。

 

ここでブログを開設することになった経緯についてお話します。

 

 

高校生の頃、大学受験が終わったら何をしようかとずっと考えていました。その中に音楽理論を勉強したいというのがありました。

その理由は、良い曲ってなんで良い曲なんだろうという疑問をずっと抱いていて、理論を理解することでその疑問が解決すると思ったからす。それと同時に音楽を意識して聴き始めるようにもなりました。

 

また、作曲家さんについても興味を持ったのはこの頃で、ネット上の音楽ブログを読み漁り(現在仲良くしてくださっている方のブログも読んでました)、そういう方々のように私もなりたいという気持ちも重なり、ブログを始めることになりました。

 

 

今は、フォロワーさんに注目いただく数も増えているため、フォロワーさんにも発見があるような記事が書ければという気持ちも芽生えてきました。今後も私の紹介する曲が読んでくださった方の心に残れば良いなと思っています。

 

 

 

この記事を読んでくださっている方の中には、音楽ブログを始めたいという方がいらっしゃると思います。

その方に伝えたいことがあって、それは、

 

「ブログを始めると音楽がもっと楽しめるようになるから絶対やった方が良い」

 

ということです。

 

 

私はブログを始めていなかったら、絶対今の半分も聴いていないと思います。

好きな音楽を語るためには、その音楽に関するあらゆる情報を調べる必要があり、そのプロセスを経ることで、もともと見えていた音楽をさらに細かくみることができるようになります。

 

私はブログを書き始めてから、音楽がどんどん詳しく見えてくるようになり、好きな音楽を言葉におこすという営みが楽しく感じるようになりました。

 

 

音楽を言葉で表現することは、クリエイターとの会話でもあります。

音楽を聴いて抱いた感情やイメージを文字におこすことは、クリエイターとのキャッチボールなんです。クリエイターが音を投げてくるから、言葉で投げ返します。

私は小さい頃野球をやっていたのでよくわかるのですが、一度キャッチボールをすると仲良くなります。音楽を味わい、生まれてきた感想を言葉にすることで、知らず知らずのうちにクリエイターとの心の通い合わせが起きているんですよね。音楽を鑑賞することは非常に尊ぶべき行為であると思っています。

 

 

 

また、自分のブログが読んでもらえるかどうかで不安な方がいると思います。特に音楽経験がない方や音楽理論がわからないという方にありがちだと思います。

 

私は音楽を作らない方こそ、音楽ブログをやってみるべきだと考えています。

 

理由は2つあります。

1つ目は上でも同じようなことを言っていますが、ブログを書いてみたら発見ばかりで楽しいからです。

日常に溶け込んでいる音楽を意識して聴くようになると思います。これはこの曲で聴いたことのある展開だとか、この楽器が使われているとか、文字におこしてみるということによってこれまでになかった音楽の聴こえ方、体験ができます。音楽ブログを書いている方は頷いてくださるのではないかと思います。

 

生きている以上、音楽からは離れられません。じゃあ、せっかくなら人よりちょっと楽しく音楽が聴けたら幸せじゃないですか??

 

 

2つ目は、今後の音楽の行き先を担うのは音楽家だけではないからです。

世の中、ほとんどの人間が音楽を作らない側の人間です。作る側がいくら頑張ったってリスナー側にその音楽を受け入れる器がなければいくら音楽好きの受けがよくても評価されません。私はリスナー側が変わることでもっともっと面白い音楽が生まれるのではないかと考えています。

 

 

自分の音楽の見方をバージョンアップしたい、新しい発見をしたい方はブログを始めてみませんか。

 

 

 

 

 

落ちサビ(ど~でんのプレイリスト観)

そもそも、プレイリストとはどういった意味を持つのでしょうか。

みなさんの中にもプレイリストを作っている方がいらっしゃると思います。私が良くみるプレイリストは、好きなアニソンとか、作編曲家とか、演奏家とか、コンテンツとか音楽ジャンルをまとめるといったような題材です。

 

しかし、プレイリストは曲をまとめるという表面上の役割の裏に、制作者のあらゆる情報がのるものだと思っています。

例えば、好きなアニソンのプレイリストでMONACAの曲の割合が高かったら、この人はMONACAの曲が好きなんだなぁ~と思うし、作曲家の提供楽曲のプレイリストの更新が1年止まっていたら、この制作者はもうその作曲家について興味がなくなったのかなぁ。とか。

 

もうここまでくると、プレイリストは個人情報の開示とさほど変わらないです。違うのは危険性だけです。プレイリストの公開は身バレなどの危険性がない(住んでいる国は類推されるかも)です。

 

プレイリストを構成する要素は非常に簡潔で、題名、選曲、曲順です。この簡潔さが非常に面白くて、奥深いです。

自分もそれに気づきながら、なかなかみなさんに公開できるようなプレイリストができていませんが、これからはどんどん作っていきたいなと考えています。

簡単にたくさんの音楽を聴けるようになった昨今の流れを見るに、プレイリストを作るという文化が今後盛んになっていくのではないかと考えています。

 

プレイリストを作ることは、自分の音楽の見え方の一つの主張になるため、音楽ブログを書くことと同じような営みだと考えています。

音楽語りは少しハードルが高いなぁという人はぜひここから初めてみてはどうでしょうか。

 

 

ラスサビ(2021年に追加した曲の紹介)

ラスサビということで、最後は2021年リリースのおしゃれ系楽曲を一部紹介します。

 

小悪魔Cheek / ハニーストラップ

作詞・作曲:音猫さしみ

発売日:2021/05/29

収録:SG「小悪魔Cheek」

ハニーストラップは、周防パトラ、島村シャルロット、西園寺メアリ、堰代ミコからなるVtuberユニット。

コード感やベースの主張はCymbalsっぽい感じがあります。良い意味でガチガチのプロっぽい感じのしない、同人音楽的な良さというか、やりたいことをやっていますよという主張が伝わるような曲です。

サビの頭のメロの運びがまさに小悪魔。芸術的。素晴らしすぎて泣きながら感想書いてます。もっともっと注目されてほしい曲です。

 

 

フォークソング / リルネード

作詞・作曲・編曲:ヤマモトショウ

発売日:2021/02/17

収録:2nd SG「フォークソング

リルネードは毎回おしゃれポップな音楽をリリースしています。

今回の音楽の担当はヤマモトショウさん。さすがの出来で、ミドルテンポ。これくらいのスピードの曲はメロディの間が多く時間を持て余してしまいがちですが、この曲は聴いていて全くそんな気がしません。

ブラスセクション、口笛などのあったかい編曲、芯のあるメロディで、王道すぎることのないバランス感が素晴らしい。

3人の声もお見た目も大好きで、特に栗原さんがタイプです。。。

 

 

週末メリーゴーランド / ごいちー

作詞:SAWA

作曲・編曲:宮野弦士

発売日:2021/05/19

収録:SG「週末メリーゴーランド」

このシングルも最高なシングルでした。全曲素晴らしい。

作編曲は私のブログで一番登場しているのではないかという宮野弦士さん。

いつも通りのグルーヴィーで耳心地の良いサウンド。愛しい。。恋しています。

もう少し細かく言うと、宮野さんの曲はイントロの瞬間から良い曲の匂いがプンプンするんですよね。ほんとに軽快でキャッチ―で、どういう展開がやってくるのか楽しみになります。

作詞はSAWAさん。本当に端切れが良いSAWAさんの作詞。独特のSa-Worldにずっと魅せられ続けています。あの主張が強い宮野さんのサウンドを飲み込まんとするくらいの抜群の存在感です。

 

 

 

Tuesday / 和氣あず未

作詞:大西洋平

作曲・編曲:Justin Moretz & Kotaro Egami

発売日:2021/02/17

収録:1st AL「超革命的恋する日常」

Tuesday

Tuesday

R&B系統の声優楽曲は意外と少なく、初聴のときは興奮しまくりでした。

R&Bは声優さんの持つキュートな声が活かしにくいという理由であまり採用されにくいのかなと思っていて、今回のような声優アーティストという形でリリースされたのがうれしかったです。

バックコーラスのエディットや、トラックメイキングも非常に凝っています。そして、2:59という短さ。間奏がほとんどない珍しい曲で、そういう意味でも攻めた楽曲なのかなと感じています。

このアルバムの後半の打ち込み楽曲全部素晴らしかったです。かなり興味深いアルバムで、2ndアルバムが待たれます。

 

 

LUMINOUS BUTTERFLY / 一文字マヤ

作詞:一文字マヤ(GEMS COMPANY)・瀬尾祥太郎(MONACA)

作曲・編曲:井上馨太(MONACA)

Guitar:後藤貴徳

発売日:2021/05/12

収録:SG「LUMINOUS BUTTERFLY」

一文字マヤさんは、バーチャルアイドル、GEMS COMPANYのメンバー。

ダンス系統のおしゃれさがありますが、切なさも同時に残る大人な一曲。

編曲の空気感も、メロディも、ボーカルの一文字マヤさんも大人っぽさを表現。めっちゃ声が可愛いのに大人っぽい歌い方をしているのがよりcute。

後藤さんのギターもさすがです。カッティングが気持ちいいいいい。

作編曲は2年前にMONACAに所属された井上さん。GEMS COMPANYを中心に作編曲されていますが、アイドルマスターシリーズ「VOY@GER」や、テレビアニメVivy -Fluorite Eye's Song-の劇中歌、キャラソンを担当されており、非常に今後も活躍が期待される逸材です。

 

 

永遠と言ってみたい。 / 小松未可子

作詞・作曲:Q-MHz

編曲:山本真央

Guitar:北川翔也

Keyboard:友田ジュン

Bass:森光奏太

Drums,Synth Programming:山本真央

発売日:2021/05/26

収録:SG「悔しいことは蹴っ飛ばせ」

永遠と言ってみたい

永遠と言ってみたい

フュージョン感があると思い、編曲を調べたら山本真央樹さんで納得。

山本真央樹さんはDEZOLVEというフュージョンバンドで活躍する傍ら、作曲家、アレンジャー、ドラムミュージシャンとしても大活躍されています。この曲も真央樹さんなのかとなりがち。

こんな曲なかなか書けないですし、歌えないと思います。J-POPにはなかなかないようなリズムを自分のものとして歌いきってしまう小松未可子さんのボーカリストとしての腕はすさまじいものがあると思います。

楽曲構成も面白いです。

2A→エレピソロ→2B→2C→ギターソロ→ラスサビ

AとBにソロがあるのめっちゃ面白いです。1Aと2Aも伴奏は全然違ったり、挙げればキリがないくらいに仕掛けが散りばめられています。

 

 

 

 

その他たくさんの楽曲をここにしまっています。ちょっとおしゃれな気分になりたいと思った方は聴いてみてください。

 

 

 

アウトロ(まとめ)

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

 

今後もブログ・プレイリスト更新と、みなさんの音楽ライフが豊かになるような活動をやっていくつもりなので、よろしくお願いします。

少しでも音楽ブログやってみようかなと思ったそこのあなた、とりあえずやってみてください。やりましょう!一緒に盛り上がりましょう!