ど~でん田中秀和メモについて
こんにちは~。ど~でんです。
新企画「ど~でん田中秀和メモ」についての説明記事です。
新たにこんな名前の企画を始めました。
この企画は田中秀和氏の音楽についてこれまで感じてきたこと、調べてきたことをまとめたいという気持ちで始めました。
私自身、2018年からのファンですので、2010年から始まった氏のキャリアからすると後半部分しかリアルタイムで感じておらず、10年~17年までは当時の空気感など私の調べられる範囲でのものになります。
ほとんどすべての歌モノを取り上げるのが目標です。劇伴についてはまとめて記事にできたらなと思います。
楽曲の良さ、特徴だけではなく、その曲を何を考えて作っていたのか、その曲がどのような影響を及ぼしたのかに興味があるので、そういった考察も多く含むことになると思います。
第一回がこちら。古い順にやっていきます。
情報提供や不備などございましたら、ブログコメント欄やX(@WUG_dodensei)でご連絡いただければ幸いです。
どうぞよろしくお願いします。
太陽曰く燃えよカオス
ど~でん田中秀和メモ㉑
太陽曰く燃えよカオス / 後ろから這いより隊G(ニャル子(CV:阿澄佳奈)・クー子(CV:松来未祐)・暮井珠緒(CV:大坪由佳))
作詞:畑亜貴
Guitar:後藤貴徳
Trumpet:佐々木史郎
Trombone:河合わかば
Tenor Sax:鈴木明男
Recording Engineer:中澤智(SoundCity)・秦正憲(SoundCity)
Mixing Engineer:熊本義典(prime sound studio form)
Recorded at SoundCity・ODEN STUDIO
Mixed at prime sound studio form・MONACA STUDIO
2012年に放送されたアニメ『這いよれ! ニャル子さん』のOP主題歌。
2012年5月23日発売、『太陽曰く燃えよカオス』に収録。
第17回アニメーション神戸賞(主題歌賞)受賞作。過去受賞作として、ウィーアーや、ハレ晴れユカイ、もってけ!セーラーふくなど。3年目、弱冠25歳にして師匠の神前が持つ賞を受賞したこととなる。
これだけの賞を取ったにも関わらず、この曲だけが看板となった時期は短く、これと同等のレベルのヒット作品を出し続けたため、10年代を代表するアニソン作曲家として人気を得たのである。
この曲の大ヒットにより、彼の名前が一気に知れ渡ることとなった。と同時に彼にとってこの壁を越えることが重圧となっていた(何かの放送で言ってた。JASRACとかその辺のお堅い番組だったっけ)。
田中が担当したアニメOPを挙げると以下の15曲になる。これらの楽曲がアニソン、J-POPにもたらした影響は計り知れない。
・太陽曰く燃えよカオス(2012.4)
・恋は渾沌の隷也(2013.4)
・めいあいへるぷゆー?(2013.7)
・7 Girls War(2014.1)
・花ハ踊レヤいろはにほ(2014.7)
・star!!(2015.1)
・這い寄れOnce Nyagain(2015.5)
・PUNCH☆MIND☆HAPPINESS(2016.4)
・灼熱スイッチ(2016.10)
・恋?で愛?で暴君です!(2017.4)
・7 Senses(2017.10)
・Share the light(2019.10)
・はじめてのかくめい!(2019.10)
・人生イージー?(2021.1)
・いちごいちえCelebration (2022.10)
10年ほど前、私自身全くアニメに関して興味がなかったのにこの曲については何となく知っていたので、彼の楽曲の中では一二を争うほど有名な作品であることは確かである。
イントロ→1ABC→2ABC→間奏→ラスサビ
イントロ 0:00-
歌始まり。サビ終わりのフレーズといったらいいのだろうか。このパターンはリリカ in ワンダーランドと類似していると言ってよいか。
そして(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!のフレーズ。今でいうネットミームとなり、今のパソコンでも「うーにゃー」と打つと変換候補で表示される。
1A 0:10-
マイナーキーでエスニック感のある不気味なメロディだが、ボーカルはかわいいので変なバランス感覚。セブンス連発の気持ちわるーいかんじ。MOTTO!でもこういった感じのセブンス連発コードやっていた。
2A 0:31-
2回し目を行う。当時の田中の作品では頻出のパターン。アニソンOPの決まりである、1:29に収めるための技術か。
1B 0:44-
最後のサビにつながるところで(」・ω・)」うー!(/・ω・)/にゃー!を入れてくる畑亜貴のセンスよ。どこまでキャッチーな曲にするつもりだ。
1C 0:58-
CmからAm(Cmajor)に転調!マイナーキーだがこれまでよりも開けたような印象を受ける。
メロディだけ歌ってみるとこんなに単純なのかとびっくりさせられる。無駄な小細工が一切ない。
2番 1:38-
あまり変化はなし。
間奏(ギソロ) 2:52-
定番の後藤さんのギターソロ。うーにゃー
ラスサビ 3:18-
この曲はゆっくり、音数が減るような落ちサビ、余韻を残すアウトロはない。これもこれまでの秀和曲ではなかったことを考えると、楽曲構成という観点でも攻めた楽曲であることを示していると言える。
Togetterで「ニャル子さんOPはなぜ「モー娘。」っぽく聴こえるのか?(未解決)」という記事があった(現在削除済み)。

これに対して言及を行っている。
リファレンスについて(2024/5/4追記)
コメントでいただいた内容を追記させていただく。
曲のオーダー?はジンギスカン。
NHK-FM『アニソンアカデミー』379回、2021年6月19日放送にて、本人から、モーニング娘。の恋のダンスサイトがリファレンスであるという発言があった。
その他似てる曲など。
私の彼は石油王 / キーヤキッス
ユーロビート。パラパラとかにつながる。
KING / Kanaria
0:53- レフトサイド アウトサイド
が太陽なんかまぶしくって~のところに少し似ている、、、ような気もする。
クローバー♣かくめーしょん (アニメ「三者三葉」OP) / とりぷる♣ふぃーりんぐ
0:15- Aメロ入る直前のキメが少しだけ似ているような気がする。これはアニソン全体で流行っているので、この曲の影響というのはちょっと根拠が弱い。
うまるちゃんOPとかも亜種。0:25-
まあ、どちらもおぐらあすか、manzoによる曲なので多少は似てくる。
太陽曰く燃えよカオスよりも前にこの手法を使っている曲があったら教えてください。
ど~でん田中秀和メモ⑳
ど~でん田中秀和メモ㉒
a long long letter
ど~でん田中秀和メモ⑳
a long long letter / 河野マリナ
作詞:こだまさおり
Guitar:後藤貴徳
Mixing Engineer:淺野浩伸(redefine)
2012年2月22日発売、河野マリナの2ndアルバム『たからもの』に収録。
前作FOCUS! FOCUS!同様、神前暁が共編曲として参加。
口笛から始まる、ボサノヴァ調のアコースティックな演奏が特徴。どのあたりを神前が担当したのかは予想がつかない。有識者の方、ぜひ感想を教えてください。
口笛は田中によるもので、後にも先にも例がない。そもそも彼のキャリアの中で楽器を担当したのは、Memories of days gone byのGuitarとこの曲の口笛と、デレマス劇伴のコーラスの3作品しかない。
イントロ→1ABC→2ABC→間奏→落ちサビ、ラスサビ→アウトロ
イントロ 0:00-
口笛から始まる。
1A 0:13-
切り替わりのジャーンが彼らしい。
1B 0:40-
オルガンみたいなオブリガートが良い感じ。
1C 1:06-
クリシェが特徴的。Colorful Daysなどでも使用。
2番 1:47-
Aメロは1番は2回しあるが、2番は1回しのみ。これもあるあるパターン。
間奏 2:52-
ハーモニカソロ。珍しい。アコーディオンソロもこれまで一回だけあった。
落ちサビ 3:21-
後藤さんのやわらかなアコギが感じられる。
ラスサビ 3:33-
2回し目のリハモ!緊張から始まる感じする。
アウトロ 4:00-
口笛復活。秀和を感じる時間。
ど~でん田中秀和メモ⑲
ど~でん田中秀和メモ㉑
