今聴いている音楽(2021年2月版)
こんにちは~~~~。最近あったかくなってきてうれしいですね。
プレイリストを貼ります。
真夜中の電話 / CAPSULE
作詞・作曲・編曲:中田ヤスタカ
最近渋谷系がいいな~期に入っていて、これをはじめとするCAPSULE初期の曲をよく聴いています。特に冬から春にかけてだんだんと暖かくなってくる時期に聴く渋谷系の爽快感のある楽曲は体に沁みるなあと思っています。
中田ヤスタカさんは今ではテクノポップ系の音楽が多いですが、CAPSULE初期は真夜中の電話のような生っぽい音と電子音が混ざったような曲が多いです。
Breeze in the Sun / Sputrip
作詞:エドボル
作曲:吉田哲人
編曲:吉田哲人・長谷泰宏
昨年9月5日にデビューの、Palette Projectによるユニット『Sputrip(スプートリップ)』より。
Sputripはシティポップの世界を歌って踊るアイドルユニットです。
と公式の説明にある通り、シティポップよりのアイドル楽曲をリリースしています。
作編曲の吉田哲人さんは、竹達彩奈、WHY@DOLL、Negiccoの楽曲提供、小西康陽さんの専属マニピュレーターの経験をされていたようで、この曲が好きな理由も合点がいきました。
光の惑星 / Sputrip
作詞:エドボル
作曲:吉田哲人
編曲:吉田哲人・長谷泰宏
Sputripからもう一曲。こちらは今年2月23日にニューリリース(昨年のお披露目ライブでは歌われたようです)。
ストリングス周りの編曲は長谷さんのお仕事だと思います。長谷さんは、昔の私のブログでも何回かご紹介していると思います。光輝くような美しいストリングスはさすがの手腕だなと思います。
みずいろ / カラスは真っ白
作詞・作曲:ヤギヌマカナ
show businnessなどのCymbalsリスペクトがあらわれた一曲。
キュートな優しく丸い声がサウンドと調和して圧倒的な爽快感。間奏のピアノは、ジャジーでメロディアスでおしゃれ。
ボーカルのヤギヌマカナさんは現在はバンめし♪などのコンテンツに楽曲提供をされています。
ローウィッツアーク / フレネシ
フレネシから一曲。昨年渋谷系の音楽について調べていたときに知って、その世界観に感動したのを記憶しています。
ほとんどすべての制作をフレネシ(熊崎ふさ子さん)が行っており、ウィスパーボイスをこれでもかと活かした表現がされています。
イントロから終わりまで地続きな感じの伴奏で、音韻がきれいな歌詞にのって音楽が進んでいく感じがとってもフレネシらしい。ウィスパー感と絶妙な息遣い、滑舌。たくさんの要素が絡み合ってなんとも言い難いフレネシワールドが展開しているように思えます。
Beautiful Moonlight / QU4RTZ
作詞:Ayaka Miyake
作曲:ygarshy
編曲:PASSiON KiNG
「ラブライブ!虹ヶ咲学園スクールアイドル同好会」のユニット、QU4RTZ(クウォーツ)から。
おしゃれな声優楽曲を探し求めている私にとって、こういう曲は本当にうれしいです。ギターのバッキングがおしゃれで、楽曲展開もしっかりとセオリー通りの王道な作りで、サビの良さが際立ちます。
♡km/h / Ray
作詞:meg rock
作曲・編曲:y0c1e
Apple Musicで「○○のようなアルバム」のところにこのアルバムがあったので何となく聴いてみたらめっちゃ好きな曲に出会い、紹介。
こういう曲の褒め方がわからないです。とにかく素晴らしいんですが、なんて言えば良いかわからないんですよね。雑に言えばよくある普通のアニソンなんですが、シンプルにメロディや曲展開、編曲の豊かさがこの曲を良くしているのでしょうか。とにかく聴いてみてください。みなさんはこの曲の良さをどう説明されますか?
東京プリンセス / リルネード
作詞:nobara kaede
作曲・編曲:浅野尚志
この曲好きすぎます。リルネードの2月17日リリースの新譜、「フォークソング」から。
リルネードの曲はほんっとうに毎回毎回私に合わせているのかというくらいド性癖の曲を発表しますね。
2種類のギターのカッティングが終始気持ちよく、ストリングスもシンプルで技巧に頼ることない無駄を切り落としたような音、キュートなボーカルと相性の良い、言葉とメロディの高低、サビ前のセリフのところなどなど、全てが素晴らしい。2021年10選ランクインにかなり近い楽曲だと思います。
Tuesday / 和氣あず未
作詞:大西洋平
作曲・編曲:Justin Moretz & Kotaro Egami
和氣あず未さん、1st AL「超革命的恋する日常」より。とにかくこのアルバムはすごい!すべて新曲書き下ろしであり、かつ、ロックやらR&Bやら様々なバリエーションの曲で、とんでもないアルバム作っちゃったなという感じです。
10-15年前のJ-POPっぽいにおいのする、少し懐かしい音で驚きました。
作編曲のKotaro Egamiさんはモーニング娘。、西野カナ、倖田來未などたくさんのJ-POPシーンで活躍したアーティストの曲を制作されています。
Summer Vacation / sumika
作詞:片岡健太
作曲:小川貴之
編曲:sumika
sumikaの1枚目のフルアルバム「Familia」より。
シティポップ調のおしゃれな楽曲で、私の中のsumikaに持っていたイメージが良い意味で壊されました。豪快に歌い上げるボーカルのイメージが強かったですが、こういうしっとりとした曲についてもこんなに優しく響くものなのかと驚きました。
季節外れの雨 / 唐沢美帆
作詞・作曲:唐沢美帆
編曲:佐々木章
唐沢美帆さんが00年代にこういうR&Bやソウルにジャンル分けされるような曲を歌っていたことを先日初めて知りました。
ブラスがとっても印象的でおしゃれで、唐沢美帆さんの歌がとにかくうまい。後ろの主張強めの楽器隊に負けずに届いてきます。アウトロの演奏は圧巻です。
쓸쓸하고 씁쓸하고 / 아키버드
作詞:DJ Magik Cool J
作曲:Lim JungWoo
編曲:DJ Magik Cool J・Lim JungWoo
Chorus:DJ Magik Cool J, Lim JungWoo
Guitar:Lim JungWoo
Bass:Choi GukJin
Percussion:Kim Batu
Sequencing:DJ Magik Cool J
아키버드はAquibirdというようです。曲名の쓸쓸하고 씁쓸하고は、寂しくて苦く。
優しい声に韓国語らしい丸い音のリリックが日本語曲とは違うおいしさがあると思います。最後の男声コーラスが増えて温かみが増すような気がします。韓国のこういった音楽をもっと調べてみようと思います。
〇あとがき
先日開かれたアニソン派!vol.4を配信で見ました。
作曲家とスタジオミュージシャンの関係性についてのお話がとても興味深かったです。
私の敬愛する田中秀和さんとギター担当の堀崎翔さんの楽曲制作の流れや、デモと実際のアレンジの比較など、スタジオミュージシャンの方の凄さをありありと感じられました。
作曲家の方が演奏者さんに自由に演奏してもらうケースが結構あるというのはあらゆる場所で聞いたことがありましたが、今回はその意味が実例を通じて腑に落ちました。また、ギターの表現の幅広さや可能性についてもかなり理解が深まったように思えます。素晴らしいイベントでした。