ど~でんのブログ

良い曲を紹介します。

the band apart 『"POOL e.p." release live SMOOTH LIKE BUTTER TOUR』に行ってきた。

○はじめに

今日は、the band apartのライブに行ってきました。これまでバンドのライブというものに全く行ったことがなく、新しい経験をさせていただいたのでここに記します。

 

 

○ライブに行くことになったきっかけ

ぼくの高校時代の友達に誘われて、というのが一番の理由ですが、それだけではありません。

 

このブログをいつも読んでいたり、Twitterでの関わりのある方はご存知だとは思いますが、ぼくはアニソンが大好きで、その中でも作曲家である田中秀和さんの作られる音楽が何よりも好きなんです。

その好きな理由を解き明かすためにぼくは田中秀和さんの情報をたくさん調べました。

そうしていると、秀和さんが10年来のバンアパファンであるということ、そしてバンアパの影響が見られる曲が多数あるということを知りました。

 

じゃあ次はそのバンドについて調べないといけなくなりますよね?????

 

ということで今回のライブに行くことになったのです。

 

 

○ライブ内容

会場は大阪BIGCAT。

キャパは850人でかなり大きいなという印象でした。運良く、前から5,6列目で下手寄りの場所がとれて、開演前ベースが良く見えそうだねみたいな話をしてました。17時30分開演で、3,4分遅れくらいに登場。

 

 

メンバーが登場された瞬間思ったのは、「この人らめちゃくちゃでかい!!!

とにかく4人ともでかい(単純な身体のデカさ+オーラ)。チビリそうになるくらい迫力がありました。

そんなことを思ってるとすぐ曲が始まりました。

とりあえず聴き始めに思ったのは、「音の威力強っ!!!!」です。

すべての楽器が全力で主張しあって、1つの曲ができあがっていました。4人それぞれが持つ、楽曲に対する気持ちが音にのって、ビシビシと伝わってくる。実際にライブに行った人にしか感じることのできない、莫大な力を持った音楽で、終始その音の強さにしびれていました。

また、ステージの照明の使い方もかなり凝ってるなという印象でした。リズムによって点いたり消えたりする照明、めちゃかっこいい腰から下あたりを照らす赤い照明、ソロ部分を照らすスポットライト。どれも曲調にあった細やかな照明で、目でも音楽を楽しめました。

 

 

MCはボーカル・ギターの荒井さん、数曲したあと、ベースの原さん。また数曲後、ドラムの木暮さんがされていました。それぞれ個性が強く、笑いもあり、「ヤバい人」の集まりなんだなと実感。

MC中には、ぼくの大好きなKarma Picnicのイントロ部分を少しだけ弾いてくださったり、ギターの川崎さんがイジられたり、ここでは話せないようなドギツイ話をされたりしていましたが、そういったブレイクした時間から曲への移行する瞬間のスイッチが入る感じがかっこよすぎて、魅せられてしまいました。

 

 

ライブ全体を通して、「ベストエグかったポイント」は、ステージ上を動きまくるベースの原さんです。

最初の曲から最後の曲まで動き暴れるといった感じです(シャウトしてた)。身体が非常にデカイ(2回目)なので、めちゃくちゃ近くで演奏されているように感じました(ベースもめちゃ小さく見える)。

もう、「恐ろしさ」まで感じるレベルです。

視覚的にも聴覚的にも音楽にメッタメタにやられました。

そして、原さんはコーラスも担当されていて、活動量としては相当なものがあります。原さんのコーラスは非常に繊細で、バンアパのクールなイメージを最高に引き立てています。

また、楽しそうに演奏されている姿が印象的でした。笑顔、笑顔、とにかく笑顔。めちゃくちゃ楽しそうだぞこのひげのおじさま。演奏から音楽が大好きなのがひしひしと伝わってきました。曲のラストで笑顔で首をふりふりしながらベースを弾く姿、かわいらしいです。

 

ライブのラストには原さんが急遽、挙手制で集めたお客さんによる即興バンド!!!楽器はバンアパのメンバーのものを使っていました(すごすぎる…)。ってか演奏されてたお客さんたち、うますぎた…

夢のあることをするなぁ。としみじみ思いました。お客さんにも優しい、素晴らしいバンドです。

 

 

○気づいたこと

the band apartは恐ろしいバンドだということ。

音楽に対する考えの深さ、バンドとしての曲の成熟度合いが凄まじい。その演奏の様子は恐ろしさを覚えるほど破壊力を持ったもので、読者の方も一度味わってほしい。

 

田中秀和さんがファンなのもすごく頷けます。田中秀和さんの曲も恐ろしい力を持った曲があって、実際にライブで体験したことがあります。

それって今日ぼくがライブで味わった感覚とすごく似ていて、狂気というか、何かオーラをまとったものに襲われる感覚なんですよね。

 

 

○まとめ

the band apartのライブに行って、すごく勉強になりました。

 

音楽とはどういうものなのかを深く考えさせられました。ライブを通じて、バンアパに根強い人気があるということもとても納得しましたし、ぼくもその根強いファンの一人になってしまうかもしれないなとも思いました。

今回気づいたことはぼくの人生においてすごく大事なものになるんじゃないかなと思うくらい、ものの見え方が変わりました。

 

これでこの記事は終わりとします。ここまで読んでくださりありがとうございました。