ど~でんのブログ

良い曲を紹介します。

Wake Up, Girls!FINAL LIVEを終えて

2019年3月8日(金)、来て欲しいけど来て欲しくない日が来てしまった。Wake Up, Girls!のファイナルライブである。

 

 

このライブはなんとさいたまスーパーアリーナで行われるらしい。アイドルのライブ事情に疎い私でもそのスケールの大きさは知っている。3月7日の夜行バスに乗ってSSAへと向かった。関西に住んでいる私が、平日にアイドルの遠征で関東に行くなんて一年前の自分からすると考えられないことだった。お金もかかるし、時間もかかるし、バイトも休まないといけないし。だけど、彼女たちからもらったたくさんの幸せを返したかった。最高の景色を見せたかった。そんな気持ちで当日のライブに臨んだ。

 

 

ライブ会場には14時ごろに到着した。私はMONACAも大好きなので、これまではMONACA好きの同じような面子で開演まで過ごしていたのだが、この日だけは違い、あまりWUGのライブに来たことのない方々ともたくさんお話をさせていただいた。それだけでも、今日は特別な日なんだなと実感した。この開演待ちの時間も最後なのかなと感傷的な気分になりながらも、だんだんと迫るタイムリミットに向けて心の準備を進めていった(全然準備しきれなったけど)。

 

 

 ライブの内容についてはたくさんのわぐなーさんがTwitterやブログやらで書いている通りで、タチアガレや7 Girls WarといったWUGの始まりの曲、僕らのフロンティアや恋?で愛?で暴君です!といったWUGの変革期を示すような楽曲。そして、WUGの最終形、新曲4曲。どれも思い入れのある素晴らしい楽曲達。そして素晴らしいパフォーマンス。どれも最後の披露なんだと考えると心にグッときてしまって、何度も泣いてしまったけど、WUGの歩んできた道を全部見ることができたように思った。

 

WUGちゃんは最高に可愛かった。輝いていた。これはもちろん会場の力も大きいと思う。SSAは相当のキャパを誇るし、埋めるなんて夢の話だろう。そんなことを僕はラストライブの箱が決まった時から思っていたのだが、WUGちゃんや、運営、わぐなー達、その他WUGちゃんのことが大好きな関係者の方々の努力によって、会場全体をWUG色に染めあげることができた。

 

私は200レベルから見ていたため、会場の色が変わる様子をよく見ることができた。色変えについていえば、Polarisのまゆしぃソロの色変えはこれまでの訓練された公演のようにバチっとは変わらなかった。ソロの途中からバラバラと白から赤に変わっていった。最近WUGにハマって、ブレードの色変えまで完全にできない人がたくさん来てくれてるんだなと思うと、まゆしぃの透き通るような歌声と相まって涙が止まらなかった。

 

 

MCはこれまでとは違ってファイナル感が強かった。HOMEツアーは結構はっちゃける場面とか多く見られてまさにHOMEだったのだが、今回は最後っていう感じ。ダブルアンコール後のWUGちゃんからみんなに向けての手紙は涙なしには受け取ることができなかった。WUGちゃんみんなに共通して言えるのは、みんな未来を見ていたということ。もちろんこれまでの楽しかった、苦しかった思い出を振り返っていたのだが、WUGという経験をこれからの人生の糧にして進んでいこうという気持ちが汲み取れた。

 

みゆさんは、「ありがとう」という言葉で僕たちにたくさんの感謝を伝えてくれた。彼女は、真面目。応援する側の気持ちがよくわかってるし、いつも応えてくれる。いつまでも応援したくなる。

 

ななみさんは、「変わらない」ってことを教えてくれた。彼女の芯にはWUGは残り続ける。彼女はグループを引っ張っていくようなタイプではなく、それはずっと変わらなかったが、その魅力をこの活動を通じて何倍にも何百倍にもすることができたのかなと思う。

 

みなみさんは、「WUGに出会ってくれてありがとう」のところと、最後の「片山美波ちゃんへ」のところで感情が溢れ出てきたところが印象的。いつも完璧なみなみさんも涙で手紙が読めなくなっていて、私も涙が止まらなかった。

 

まゆさんは、「今幸せですか?」と客席に向けて確認してくれた。解散するグループの最後の言葉なのに、幸せって心から思えたし、現在進行中の幸せを実感したのって人生でも初めてかもしれない。言葉選びや視点がまゆしぃらしいなと思った。

 

あいりさんは、「5年後,10年後でもいいからWUGってすごいユニットだってことを気付いてくれたら」という言葉。すごいものって後から評価されることなんてたくさんある。今後のわぐなーの希望になる言葉をくれてありがとう。

 

かやさんは、始めの「ランニングで帰ってこない」というよっぴーいじりから始まり、かやたんワールドが展開。みんながわからないようなことをしちゃうけど、それをみんなは受け止めてくれるし、好きなんだという、こんなことを演者自身から言っちゃう、演者との距離の近さが感じられた。余談だが、ライブ中のトロッコでかやたんがめちゃ近くに来てくれて「かわいい…」って声がもれてしまった。

 

よしのさんは、「私たちもみんなも第二章が始まる」「生きて」という言葉。面白いんだけど、真剣なんですよ。当たり前なんだけど、それをおろそかにしてはいけない。僕はこれからも生きて、WUGちゃんを応援していこうと思った。

 

もっともっとWUGちゃんからの言葉は大きくてたくさんあった。ここに書いたのは私の覚えている限りほんの一部であることだけ心に留めておいて欲しい。

 

トリプルアンコールは無我夢中すぎて言葉にできないため、書くのは控えておく。

 

 

他に、楽曲について思ったことは色々あるが、このブログではWUGちゃん一人一人やWake Up, Girls!というグループに対して抱いた感想を中心に書かせていただいた。またWUGについてのブログが書ける日が来るのを待ちながら、2019年3月9日からの第二章を生きてこうと思う。