今聴いている音楽(2021年7月版)
こんばんは〜ど〜でんです!
今月もやっていきます。夏っぽい選曲が多いかもしれません!
プレイリストを貼ります。
おつかれSUMMER / HALCALI
作詞:TOMOYUKI TANAKA
作曲:MASAYUKI KUMAHARA
HALCALIは、2003年デビューの女性2人組ユニット。ラップ調の曲をメインに歌っており、2人の歌い方が軽妙。脱力感がありながらも、キメるところはしっかりキメるのがかっこいい。
この曲が収録されたアルバム、「ハルカリベーコン」は、Fantastic Plastic Machineなど、さまざまなアーティストによる楽曲が集まり、なかなかおもしろい曲が集まっています。オススメ。
フェイク・ファー / 堀江由衣
作詞・作曲・編曲:松浦有希
7月は堀江由衣さんの曲を学んでいました。私の好みは、「水たまりに映るセカイ」「黒猫と月気球をめぐる冒険」の2つのアルバム。これらは、2000年周辺のアルバムで、良い意味でアニソン感がなく、新鮮に聴くことができました。
この曲は空間に広がるスネアと柔らかくも時に主張するエレピが可愛い。愛らしいです。作編曲の松浦有希さんはアーティストとしても活動されており、堀江由衣さんの00年代の楽曲を10曲以上担当。
あと、イントロがスマブラX版「とげとげタルめいろ」と同じ。なんか聴いたことあるなと思ったらかなり似ててびっくりしました。
作曲:Dave Wise
編曲:なるけみちこ
作詞・作曲:雲子
編曲:京田誠一
堀江由衣さん2曲目。ポップでキュートな楽曲で、「この指とまれ」のメロディの起伏がかわいい。
意外とギターがかっこよくてそのギャップも好きなポイントです。
これもイントロを聴いたときになんか似てるな~っていうのがあって、考えてみたら新・チョコレート事件だったんですけどどうでしょうか。
WANDER / 障子久美
作詞・作曲:障子久美
編曲:武部聡志
シンガーソングライターとして活躍された、障子久美さんの作品。
松任谷正隆さんが代表をされているマイカミュージックラボラトリーの出身で、松任谷由実さんのアルバムにも参加されているようですが、それ以上の情報があまり出てきませんでした。
歌謡曲~80'sシティポップを通過したような曲調、広瀬香美さんっぽい緩急が自在でパワフルな歌い方が印象的で、かなりオススメなアーティストです。
楽曲構成はわかりやすく明快で、サビでしっかりとした噛み応えのあるメロディがやってくる丈夫な作り。とにかくサビメロの大胆さ、演奏が素晴らしい。
Jolie / COSA NOSTRA
COSA NOSTRAは、91年結成。渋谷系アーティストとして数えられることも多いようです。
最強のリフ。超切ない。また、リズム隊の心地よさが尋常じゃない。アウトロの楽器演奏だけの部分は、もう昇天しそうになります。
COSA NOSTRAは、かなり有名だそうで、お恥ずかしながら私は最近知りました。。あと、wikiのサポートメンバーのところに河野伸さんがいて、びっくり。
Tell Me Oh Mama / 具島直子
作詞・作曲:具島直子
編曲:桐ヶ谷"bobby"俊博
シンガーソングライターの具島直子さんの作品。ジャンルはシティポップでしょうか。
循環するコードに各楽器が気持ちよく絡み合い、儚いボーカルが際立ちます。自然と体を揺らしたくなるような心地よさがあります。
夏色DROPS / GEMS COMPANY
作詞:辻純更
作曲・編曲:瀬尾祥太郎(MONACA)
Guitar:後藤貴徳
Bass:鹿島達彦
Strings:福原洋佑
Mix:増田康臣(SIGN SOUND)
瀬尾祥太郎さんのメロディセンスは非常に秀でている、とこれまでのブログでも言ってきましたが、今回も完璧なメロディがやってきました。
Aメロの上がって下がる部分、Bメロへの接続の部分はかなり音のとりにくいメロディですが、違和感がなく進んでいるように感じます。ジェムカンのメンバーさんの歌唱もレベルアップしているように思えます。そして、サビは瀬尾さんお決まりのバックコーラスが入る仕掛け。声と声の重なりによりウキウキ度が上昇。
さらに曲のテンポが最高。夏!ディスコ曲!となるとゴールデンスパイス(140 bpm)くらいのスピードの曲が自然だと思いますが、この曲は126 bpmで、一辺倒な夏の楽しさだけでなく、夕日が沈むときのような夏の切ない面も表現できるようなはやさに調節されているのが印象的です。
また、サビ前などで駆け上がるストリングスも気持ちいいですよね。この曲のストリングスを担当されている福原さんは前回の瀬尾さんの曲にも参加されています。古参になりたい人は今のうちにチェック。
サラダの日には / 西山宏太朗
作詞:西山宏太朗
作曲・編曲:星部ショウ
つい先日7月21日に発売の声優の西山宏太朗さんのアルバム「Laundry」より。
コーラスの厚みが豪華さを感じさせ、優しく、甘く、演奏も心地よいです。メロディも甘い。
西山宏太朗さんは毎回メロディアスでアニソンっぽい曲が少なく、作家陣の攻めている姿勢が見えて好きです。
虹をみたいの / 為岡そのみ
作詞:Sonomi Tameoka
作曲:Sonomi Tameoka・Okaerio
R&Bアーティスト、為岡そのみさんの作品。
リフレインが狂おしいほど好き。J-R&B好きとしてはこの曲は逃せなかったです。
為岡そのみさんは、アーティスト活動だけではなく、CHEMISTRY、古内東子、倖田來未、JUJU、フェアリーズ、Ms.OOJAなどのアーティストに楽曲提供を行うなど、私の好きなところ全部カバーしていて初めて知った時は驚きました。
懐かしのバイアーナ / blue marble
作詞・作曲:blue marble
2005年から2015年まで活動した、ポップユニットblue marbleから。
ブラジルを感じさせるようなあたたかなリズム隊に幻想的なクセのあるボーカルがなんとも魅惑的です。
コード進行はアニソンでもよくあるようなものだと思います。そのせいか、とっても聴きやすく仕上がっていると思います。
ナツカミライ / 無果汁団
作詞:ショック太郎
作曲:とんCHAN
無果汁団は、ショック太郎(ex-blue marble)、とんCHANからなるポップ・ユニット。先ほど紹介したblue marbleの解散からできたユニットです。
イントロで私の心がつかまれました。この幻想感やひねくれた素直じゃないメロディが聴いている人をどこか知らない世界につれていくような感じがします。
甘美な逃亡 / 浦上想起
Guest Saxophone Player:MATASUMARU Kei
浦上想起さんという才能を感じたい方はぜひ聴いてみてください。
イントロは奇々怪々っていう印象。意味わからん。ってか曲全体結構意味わからん。だけど、1曲としてのまとまりがあって、この世界もいいなって感じます。
ウラノミト / 月ノ美兎
作詞:只野菜摘
私が広川先生の曲で一番好きな方向性の曲。
Jewelry Wonderlandやトワイライトエトランゼをミックスさせたような曲調で、月ノ美兎さんご自身も担当されたとされるウクレレの音も際立っています。
ベースは誰なんでしょうか。田淵智也さんかな。
ほんとに広川さんのやりたいことを全部詰め込んだような曲で、サビの後ろの「ヘイ!ヘイ!」や爆弾処理班の後の爆発のエフェクト、間奏のウクレレ、ベース、そして、ラスサビ頭の休符。???
Swinging! / QU4RTZ
作詞:miyakei・DAICHI
作曲:Keisuke Koyama・DAICHI
編曲:Keisuke Koyama
QU4RTZは昨年のBeautiful Moonlightに引き続き、グルーヴィーでアニソンらしいキャッチーさ、切なさを兼ね備えた曲を今年も出してきました。
ディスコファンク調かつ、サンバのリズムが曲中に出てくるのが最高。あと、QU4RTZの4人の声が1つにまとまった時の声に唯一無二のキュートさがあるように思います。わかりやすくQU4RTZの声だとわかる。
New story / 高野麻里佳
作詞:hisakuni
作曲・編曲:アッシュ井上
声優、高野麻里佳さん7月14日発売「New Story」より。
アッシュ村上さんはこれまでの私の記事でも何回かご紹介しています。ファンクっぽい曲調をよく書かれていると思っていましたが、今回は、透明感、疾走感、爽快感のあるTHE アニソンというような王道路線でやってきました。
このタイプはいつものやつか、、、ってなることが最近あって飽きているのですが、この曲は妙にそういう飽きがありません。音の感じなのか、展開の感じなのか、何が原因なのか自分の中でも分析しきれていません。
にこ×にこ=ハイパースマイルパワー! / ハロー、ハッピーワールド!
作詞:織田あすか(Elements Garden)
作曲・編曲:都丸椋太(Elements Garden)
このタイプも結構好きなんですよね。アニソンにしかないようなハイスピードジャズに、声優さんの特徴的な声が乗る曲。Prima Portaのキャット・ザ・シーフ!とか。
やっぱり、伊藤美来さんの声は売れるな~って感じた曲でもありました。この曲を他の声優さんが担当していたら、相当違う曲になるのかなと思います。
WonderLand / MORISAKI WIN
作詞:EIGO
作曲・編曲:宮野弦士
Bass:武宮優馬
クレジット調べてから、あ~~宮野さんの曲だったと思い出しました。私は宮野さんの作る曲に引きよせられます。
いつものギターとベースにブラスセクションがかっこよすぎる。まとまりがとんでもない。ボーカルのMORISAKI WINさんの柔らかくも力強い歌唱もLOVE。
Lighter / 古内東子
作詞・作曲:古内東子
編曲:古内東子・遠藤亮
シンガーソングライターの古内東子さんの作品。
影響を受けたミュージシャンはホール&オーツとビリー・ジョエルとスティーリー・ダンとペブルズとアース・ウィンド・アンド・ファイアー。
好きなジャンルはブラックミュージック、ソウルミュージック、R&Bなど。
だそうで、まさに私にとってドンピシャなアーティスト。
やっぱり演奏が素晴らしい。耳が心地よい。ベースの主張がすごい。アウトロのサックスえぐすぎる。私の癖。
Groovin' / 福永倫子
作詞・作曲:福永倫子
uliuliというバンドのメンバーとしても活動されている、福永倫子さんの楽曲。
ドライブにぴったりのシティ感のある、オシャレなサウンドに、ソウルフルに歌い上げるボーカルは名作。アウトロはエレピがおしゃれなフェードアウト。
現在所属されているuliuliでも都会的なサウンドが気持ちいい曲を出させています。
永遠と言ってみたい / 小松未可子
作詞・作曲:Q-MHz
編曲:山本真央樹
声優、小松未可子さん5月26日発売の「悔しいことは蹴っ飛ばせ」より。
真央樹さんっぽいと思っていたら案の定w この世界観はなかなか作れませんよね。特有のコード感、魅せる演奏陣、曲の展開のしていく感じが聴いていて「おお、そうくるのか!」とうなってばかりでした。
小松未可子さんの歌っている曲ってほんとに幅が広く、面白い曲が多いです。もっともっとこういう曲をリリースしてほしいです。
〇あとがき
7月は瀬尾さんと広川さんから、これまでの作品のなかでもトップクラスにお気に入りの曲がリリースされたのがとてもうれしかったです。
MONACAの曲紹介はみんな知っているだろうからやめておこうかなと思っていたのですが、みんなが知っていても自分なりの好きの気持ちをここに書き留めておくのが大事なのかなと思って今月は紹介しています。
2021年上半期10選
2021年も6月が終わろうとしていますね。題名の通り、2021年上半期の楽曲についてのお話をするブログになります。
自分に正直に選びました。
The Sun, Moon and Stars / 星見プロダクション
作詞:利根川貴之
作曲・編曲:沖井礼二
サイバーエージェントグループとミュージックレイン、ストレートエッジが協力してメディアミックス展開する大型アイドルプロジェクト「IDOLY PRIDE」より。
これまではアイドルへの楽曲提供はありましたが、沖井さん曰く、アニソンを担当するのは初。Sweet Sweet Girls' Talkはどうなんでしょうか、ギリギリアニメではなくてアプリか。
開幕一音目からわかる沖井さんワールド。幻想的で奇抜なコードと特有のバンドサウンド、ストリングスや鐘、西洋っぽい編曲は唯一無二でした。
初めから終わりまでサウンドの心地よさは今年リリースの中では圧倒的でした。また、余韻というか聴いたあとにまで気持ちよさが残ります。今年、一番聴いています。
Pray for you / 星見プロダクション
作詞:利根川貴之
作曲・編曲:北川勝利
こちらも「IDOLY PRIDE」より。
ここまで演奏とボーカルの調和がとれることがあるでしょうか。
ドラマチックで、心から素直なメロディ・詞で、胸を打つ音楽というのはこういう音楽をいうのではないかと思っています。
サビ直後のギターのギュイーーン↑(スクラッチ)がここまで気持ちいいと思ったことはありません。ソロも名演奏です。
作詞:こだまさおり
All Instruments & Programming:田中秀和(MONACA)・Aire
Recording Engineer:丸岡詩織
Recording Studio:studio MSR
Mixing Engineer:高須寛光(VICTOR STUDIO)
鹿乃さんSingle「コンパスソング」より。
鹿乃さんのウィスパー系の声と根本凪さんの棘のあるラブリーな声がこれでもかと発揮されている。
この曲は、やっぱりリフレインが最高すぎる。リフレインで曲は決まると最近感じています。作曲された秀和さんはこのリフから曲を書き始めたのでしょうか。
サビ最後の「あなたが足りないよ」のパワーの大きさに私は落とされました。
さんさーら! / ARuFa
作詞:ピノキオピー
キャッチ―。とにかくキャッチ―。
この曲のイメージは「最高にアホで落ち着きがなくて、だけど泣けて楽しい」
展開が目まぐるしいが、それぞれのパートがとんでもなく強い。秀和さんお得意のパターンで、私はこの系統の秀和さんの曲がお気に入りです。
秀和さんは今年から来年あたりにこの種類の曲をもっとリリースする予感がしています。ってかもっとこの種類欲しいです。
アマカミサマ / 名取さな
作詞:只野菜摘
Guitar:堀崎翔
Recording Engineer:服部”ハンゾー”淳(JaM Creations)
Mix Engineer:高須寛光(VICTOR STUDIO)
Mix Studio:MIT STUDIO
名取さなさんっぽさってここまで音楽で再現できるのかと感心した曲でした。
つんけん度合いの表現がすごい。サビ前に2音ずつ進む部分、只野さんの詞も光る。
「私たちの絶妙なさじ加減」まさにこの歌詞が絶妙。
2021年の秀和さんは本当に打ち込み音楽が増え、どんどん進化していっていると感じた一曲でもありました。
イリタブル / May'n
作詞:May'n
Guitar:堀崎翔
All Other Instruments, Programming & Mixing:田中秀和(MONACA)
May'nさんレーベル移籍初のアルバム「moment book」より。
イントロやBメロはGO-MA-N-E-TSUっぽさを感じます。
サビの「毎日に~~」のメロ、そこ!?ってなりました。からの「トゥトゥルトゥル」の半音上がりコーラス。もうどんどんひきこまれました。
あと、2番以降の音遊びに魅せられました。間奏部分はそうきたか~~~~っていう感じ。世の中のトラックメイカーを飲み込まんとする狂気を感じます。
Sing My Pleasure / ヴィヴィ(Vo.八木海莉)
作詞:只野菜摘
Co-Produce:山内真治
Sound Coordination:みすみゆり(MONACA)
Co-Direction:西田圭稀
Recording & Mixing Engineer:白井康裕
Recording Engineer:岡村弦(WAVE RIDER)
Recording Studio:catapult studio・Sound City
Mixing Studio:Sound City
Bass:田辺トシノ
Drums:髭白健
Guitar:堀崎翔
Violins:室屋光一郎・石亀協子・入江茜・楢村海香・相川麻里子・申愛聖
Violas:馬渕昌子・島岡智子
Cello:堀沢真己
Other Instruments & Programmings:神前暁(MONACA)
TVアニメ『Vivy -Fluorite Eye's Song-』のOP主題歌。
八木海莉さんという芯と儚さを兼ね備えたボーカルは一度聴いていただきたい。
いつも神前さんは奥の方まで丁寧に突き詰めるんですよね。メロディやリズムに粗雑さ?というのがない気がします。
どういうものが粗雑なのかということは説明できませんが、この曲を聴くと、とにかく丁寧で、美しい、そういう感じを受けます。
Dead Scream / La prière
作詞:棗いつき
作曲・編曲:Tansa
Bass:原一生
Guitar:北川翔也
Piano:友田ジュン
Instruments Mixing Engineer:たっち (studio アステロイド)
Mix/Mastering:Dios/シグナル
5月のブログでもご紹介しました。
イントロの作り方が秀逸。こういう曲をやっていきますよという顔となる部分で、これがあるから、何度も聴きたくなっていると思っています。
作編曲のTansaさんはIDOLY PRIDEの田中秀和さん楽曲「First Step」でストリングスを担当。このイントロでも強烈な曲の顔となるストリングスを書き上げています。
始めは心の底でふつふつと煮えたぎるような感じの低めのメロディですが、どんどんと音域が広がっていき、熱のこもったサビがやっていきます。ボーカルの息遣い、各楽器やエフェクトの広がりなど、聴けば聴くほどこだわりを感じる一曲となっています。
東京プリンセス / リルネード
作詞:nobara kaede
作曲・編曲:浅野尚志
アイドルグループ、リルネードのSingle「フォークソング」より。
今まで上に挙げてきた楽曲からは大分スケール感が小さくなりますが、音楽はスケールだけではないと思います。
今年一、かわいくて切ない曲。ギター、ベース、ドラム、ストリングスのシンプルな構成ですが、甘くリズミカルなメロディととってもキュートなリルネードの三人の歌唱が見事にマッチしています。
リルネードほんとに毎回ナイスな曲をリリースしますね。好き。
ユメヲカケル! / スペシャルウィーク(CV.和氣あず未)、サイレンススズカ(CV.高野麻里佳)、トウカイテイオー(CV.Machico)、ウオッカ(CV.大橋彩香)、ダイワスカーレット(CV.木村千咲)、ゴールドシップ(CV.上田 瞳)、メジロマックイーン(CV.大西沙織)
作詞:マイクスギヤマ
作曲・編曲:東大路憲太
TVアニメ「ウマ娘 プリティーダービー Season 2」OP。
展開の切り替わりと色とりどりの声がどんどんやってくる作りは圧巻で、すっごくいろんな音が鳴っているのですが、聴いていて爽快感を抱くようなサウンドメイキングが素晴らしいと思います。
こういう曲って「アニソン」という文脈でないとなかなか登場しないと感じていて、そういう意味でも、よくできているなと感じます。
今聴いている音楽(2021年6月版)
こんばんは~
ど~でんです、
今月もいつものやつやっていきます。
Night Walk / 駒形友梨
作詞:叶人
作曲・編曲:高橋諒
声優、駒形友梨さんの2020年のアルバム、4th ミニアルバム「NIght Walk」より、表題曲。
作編曲の高橋諒さんはVoid_Chordsでも活躍。声優楽曲の提供も多く、1st ミニアルバムでは全曲の編曲を担当。まさに、駒形友梨さんの音楽の方向性を担っている重要人物です。
今回のNight Walkも都会的なおしゃれなサウンドにフルート(?)が絡み合い、駒形友梨さんにしか作り上げられない音楽が完成していると感じます。
やっちゃえ!C:ドライブ / ココ & ななひら
作詞・作曲・編曲:はるなば
曲の初めは、ボイスドラマかな?って思っちゃいます。しかし突然バッチバチの音楽が始まるこの展開は誰もが落ちてしまうと思います。
ボーカル周りやコーラス部分の作り込みは聴くたびに感動します。ハモリ方、ボーカルの歌い方についてのディレクション部分も気になります。
複雑な和声もこの曲を電波ソングとしてハイレベルであると感じさせる要因としてあると感じます。
Despertar del SOL! / ソルル(CV:斎賀みつき)
作詞:松井洋平
作曲・編曲:矢鴇つかさ
ミックス:菊池司
「キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション ~ from SUNSHINE CIRCUS ~ DX」より。
ラテンっぽいリズムと、とにかく音が好きだったので紹介。イントロのボーカルが歌い終わってから始まる楽器隊が狂おしいほど好き。
矢鴇さんやっぱり作曲がうまい。
二人だけの初めてをもっと / 26時のマスカレイド
作詞・作曲・編曲:koma'n
26時のマスカレイドはオススメ。歌がうまい、曲が良い。
この曲は聴いていてすごくわかりやすくて大衆受けしそうだと思いました。各パートで緩急がしっかりとしていて、サビの疾走感が目立ちます。
さらに、ゴージャスな編曲、コーラスの聴かせ方、教会音楽っぽくなる部分や、最後のハモリ部分、聴きどころがたくさん詰め込まれていながら、ギクシャクするといったこともなく、物語全体としての構成が素晴らしすぎます。
squall cut / いずこねこ
作詞、作曲情報はわかりませんでしたが、たぶん、プロデューサーのサクライケンタさんなんじゃないかなと思っています。
この題名のsquallはスコールのことなんですね。不思議なリフレインとBPM変化が特徴的な曲で、曲の世界に吸い込まれて行くような引力を感じます。
鼓動の秘密 / 東京女子流
作詞:c.close(黒須チヒロ)
作曲:Sho Watanabe
編曲:Hiroshi Matsui
サビの重厚なハモリは、それぞれの声が集まる感じがしてとっても好きな仕掛けです。
そしてイントロやアウトロの最強のリフ。ディスコ系アイドル楽曲はこうでなくっちゃ。
私もいろいろアイドル曲を聴いてますが、結局帰ってくるのはこういう曲だったりします。
Bluerose / 星街すいせい
作詞・作曲:夏代孝明
編曲:渡辺拓也
サビのとんでもなく甘いメロディに惚れました。星街すいせいさんはボーカリストとして単純に好き。
こういうクールだけど甘い曲には一番適していると思います。こぶしがかかった歌い方やエッジボイスっぽいのも入ることもあるし、とにかく息の使い方が天性のものだと感じました。
もちろん、ボーカルエディットの部分やディスコファンクの曲調も完全に私好み。
เพราะเธอทุกอย่าง / hers
タイの音楽を最近再び聴いています。大変上質なポップスが眠っているように思えます。
この曲がほんとうに傑作で、R&B、ソウル系統の楽曲が好きな方はぜひ聴いてほしい一曲です。心地よい音ばかりで、相当音へのこだわりが詰まっているのだと思います。楽曲情報が全然わからなかったので、タイ語読めるようになって理解できるようになりたいな。
間奏のギターの音が芸術的です。
แปดโมงสิบ / จระเข้บัว
アーティストの日本語表記はJK ブアというようです。この曲は私のブログを読んでくださっている方から教えていただきました。ありがとうございます。
ポップな打ち込みサウンドが特徴的で、独特な世界観がクセになります。シンセベースと生のベースが両立してるんですかね、なんだか不思議です。
アルバムジャケットにも日本語がある通り、JKブアのメンバーは日本のアーティストもよく聴いているようです。その中にはバンアパも。
興味を持たれた方はこちらの記事がおすすめです。タイの音楽の情報を調べるとこの方のブログが必ずと言っていいほどヒットします。たいへん助かっています。
Juggler / 黒住憲五
作詞:西尾尚子
作曲:黒住憲五
編曲:武部聡志
私の好きなシティポップ。この時代の曲にしか出せない空気感が好きなんです。このイントロ、女性コーラス、シンセの音、そしてコードワーク。
最近、シティポップリバイバルに乗って80'sのこういった音楽を意識した曲がリリースされていますが、ドハマりすることが少ないです。逆に最近のシティポップリバイバルの音楽が好きな人には一度聴いていただきたい曲です。
Take me away / 伊沢麻未
作詞・作曲:伊沢麻未
編曲:ajapai
このブログで恒例となりつつある、2005年周辺のJ-R&B系音楽のコーナー。
今回は伊沢麻未さんから。MONACAオタクのみなさんならこの名前を見てぴんときたはず。アイドル活動!オンパレード!ver.や鹿乃さんのエンディングノートでコーラスを担当されています。
まさかこういったジャンルを歌ってらっしゃるとはつゆ知らず。こういう繋がりを見つけた瞬間もミュージシャンについての情報を頭に入れていて良かったなあと感じることの一つです。
流石のコーラスの美しさ、メインボーカルの部分の声もソウルフルで素敵。
編曲のajapaiさんもKIRINJI、平井堅、EXILE、m-floなど私がたどってきたアーティストと関わっていて、好きになったのも合点がいきました。
〇あとがき
今年から音楽のインプット量がかなり増えていまして、去年以上にこのシリーズでオススメする曲をどうしようかと悩む時間が多いです。
読む人が知らない曲を紹介したいという気持ちが強くなりすぎて、自分が本当に好きなのかわからない曲を紹介してしまっているのではないかという悩みです。やっぱり自分の心の中にある好きだと思う気持ちに正直にいたいです。
読んでくれた人が新しい音楽に出会える、そういうブログにしたいという気持ちもあります。そこのバランス感覚を持って今後も発信していきます。
あと、今年の上半期10選の記事もあげられたらなと思っています。そちらもよろしくお願いします。