ど~でんのブログ

良い曲を紹介します。

2020年楽曲10選

2020年も年の瀬を迎えました。

今年もたくさんの曲に出会いました。音楽制作にかかわったすべての方々に感謝の気持ちを表します。今年もありがとうございました。来年も素晴らしい音楽が世の中に広がるよう、応援しています。今年は、世界的に流行したウイルスにより、在宅の時間が長くなり、音楽を聴く時間が増えたのではないかと思います。音楽の重要性について考えさせられる一年でした。

 

10選記事は、私は昨年から書かせていただいているのですが、なんかもう何年もやってきたような気分で、年々執筆する方も増えてきているように思います。とても良い世界だなと思います。

 

 

セレクションの方法を確認します。個人的にこの手続きがどうなのかによって、かなり選ばれる曲が違ってくるのではないかと思うので、この記事ではその内容と根拠を明確に記します。

 

昨年は、こんな選び方でした。

 

①2019年に発表、発売されたもの

②制作の背景やアーティストで決めるのではなく、できるだけ曲のみで判断する。

③WUG楽曲はなし。

→僕自身が②を守れないため。

④来年もずっと聴いているであろう曲をチョイス。

 

ということで、今年も「だいたい」このレギュレーションで行きたいと思います。

しかし、ちょっと内容や文言を変更します。

 

まず、③をなくし(WUGの新曲はなかったため)、その他の番号も少し言葉を変えます。

 

 

①2020年にフルバージョンがリリースされたもの

 

できる限り曲の背景や文脈を意識せず、曲そのものの良さを感じ取って選ぶ。

 

③来年もずっと聴いているであろう曲をチョイス。

 

 

これでいきます。

 

②はできる限りという形でそこまで厳密な意味はないです。選んだ時の気分としてそういう気持ちで選んだということです。

曲によって思い入れの違いがどうしても出てきてしまうため、完全に曲オンリーの良さで選びきるのは不可能だと考えています。

 

③は昨年通りです。今の自分は、何度も聴きたくなるような曲が良い曲の最大の条件であり、選ばれるにふさわしいと思っています。これについてもいろいろな見方があると思いますが。

 

 

 

それではプレイリストを貼ります。曲順は繋がりをなんとなく意識しています。

 

 

 

 

 

罰と罰 / 鹿乃

作詞:鹿乃

作曲:田中秀和(MONACA)

編曲:佐高陵平(Hifumi,inc.) 

Sound Producer:田中秀和(MONACA)

Sound Coordinator:みすみゆり(MONACA)

Mix Engineer:石塚陽大(Hifumi, inc.)

All Instruments & Programming:佐高陵平(Hifumi,inc.)

発売日:2020年3月4日

収録CD:4th AL「yuanfen」

罰と罰

罰と罰

イントロの一音目の瞬間から、聴いた者を世界に引きずり込む引力がとんでもなく大きいです。まるでネオジム磁石のようです。

楽器の音をカットアップしたような、あらゆる無機質な音と重いピアノの相性が抜群。さらに憑依したような鹿乃さんの歌唱が相まってすべての音の絡み合いで世界が成立しています。

ボーカル部分にさらに注目すると、ウィスパーボイスでハモリが入れてあり、この部分はかなりこだわりを感じます。ウィスパー部分だけ切り取って聴きたいです。

2C後の間奏部分から、小さく空間が歪んでいくようなゆらゆらした音が入っている部分が個人的に好きで、こういった細やかな音作りが私も気付いていないところで行われているのだろうと思います。

最初から最後まで無駄がなく、通り過ぎ去っていくように終わる疾走感も感じられる、名曲だと思います。

 

 

 

 

 

 

 

Sparkle / iri

作詞:iri

作曲:iri・Kan Sano

発売日:2020年3月25日

収録CD:『Sparkle』

Sparkle

Sparkle

  • iri
  • J-Pop
  • ¥255

楽器の演奏とアレンジはKan Sanoさん。正しいクレジットが見つからなかったので、ここに紹介しました。Kan Sanoさんも何回か私のブログで紹介したことがありますが、さすがの音楽センスです。

 

「おい、ど~でんよ、選ぶのはアニソンだけちゃうんか」というツッコミが来そうですが、そうです。それなりにアニソン以外も聴いてますので、私が聴いている曲ジャンル関係なくひっくるめて紹介します。アニソン以外のジャンルは対して深く聴けていませんが。。深さなんて関係ないんや、好きと思う気持ちだけでいいんです。

 

アーティストのiriさんはこのジャケットに写っている女性で、声だけを聴くと男性に思えますが、歌っているのはこのジャケットの方なんです。

とにかく、サビのメロディライン、リズムが美しすぎます。

「弾けて空にばらまいて 風に運ばれたくらいで泣かないって」

の部分は、拍に正しく乗っており、メロディラインも落ち着いています。

しかし、

「なんてそんな風に泣いて歩いた夜もまだ 懐かしむようにdrive」

の部分から、2つの音を行ったり来たり+シンコペーションのダブルパンチ。さらに、後半の部分で、伴奏部分もリズムが壊れる。歌詞の内容ともリンクした心の揺れのようなものを感じます。美しい対比構造。緩急の妙。

 

もうかっこよすぎますよね。ここだけで何倍でもメシがいける。

 

 

 

 

 

 

 

Mela! / 緑黄色社会

作詞:長屋晴子・小林壱誓

作曲:peppe・穴見真吾

編曲:横山裕章緑黄色社会

配信開始日:2020年4月22日

収録CD:2020年9月30日

Mela!

Mela!

ピアノ、ブラスセクション、スキャットが一番活躍している曲ではないでしょうか。

lalala lalalaのスキャット部分が特に印象的なので、使われている場所を確認してみましょう。

まず、頭サビから1Aの間、続いて、1Bできました。で、1Cの後でくるんだろうな~と思いきや、Dパートの後に来ました??????!この曲どうなってるの?????

 

ちょっとよくわからなくなってきたので、楽曲構成についても調べます。1番サビが終わると、2Aにいくのではなく、これまでとは違う状態(D)へと移ります。そこから2Bに移ります。次に2Cにいくのではなく、大間奏パートに入り、次にさらに違う場面(E)に転換します。そして、落ちサビに向かい、ラスサビへと向かいます。

 

intro(頭サビ)→inter(lalala)→A→B(lalala)→C→inter→D→B'(lalala)→inter→E→落ちサビ→ラスサビ→outro

 

すごくキャッチーなメロディで、いろんな楽器たちがわいわいしていて、良い子のみんな、集まれ~~~~みたいな感じなのに、楽曲構成はなかなかに変則型です。この楽曲構成については、あんまり意識して聴いておらず、この10選を書き始める時点であれ?となってやっと気づきました。無意識下でこの複雑な楽曲構成のおもしろさが私を引き付けていたのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

Well Wishing Word / 水瀬いのり

作詞・作曲・編曲:栁舘周平

All Vocal & Chorus:水瀬いのり

Drums:山内"masshoi"優

Guitar:奈良悠樹(F.M.F)

Piano:岸田勇気

Strings:吉田宇宙ストリングス

Flute & Piccolo:高木美里

Oboe:大久保茉美

Tambourine:新田目翔

Bass, All Other Instruments & Programming:栁舘周平(F.M.F)

Recording & Mixing Engineer:上條直之(F.M.F)

Recording Studio:SoundCity 世田谷Studio

Recording & Mixing Studio:Sound Inn Studio

Sound Coordinator:谷原亮(F.M.F)

発売日:2020/02/03

収録CD:8th SG「ココロソマリ」

Well Wishing Word

Well Wishing Word

もうこの曲については、上半期10選候補曲でも紹介した通りですが、今聴いて改めて。

フルートやピッコロなど終始楽しい楽器が曲の色を付けるのですが、メロディや歌詞が寂しく、聴いた後の爽快感と同時に少し悲しい余韻がやってきます。

ここでもサビについて注目してみます。サビ頭の「バイバイ!バイバイ!」のような半音の行き来はぼくの性癖で、完璧だし、その後の「お別れの向こう側で」の「がわで」も最高。そして、2つ目の「バイバイ!バイバイ!」は全音のバイバイなんですよね~!憎いです!!!

 

1回目のバイバイは不安なバイバイ、2回目のバイバイは決心したようなバイバイのようにも聴こえます。もうこれについて考えてるだけで、泣けてきました。

 

 

 

 

 

 

 

もなかのクッキングソング / Blanc Bunny Bandit

作詞・作曲・編曲:やぎぬまかな

ギター:qurosawa

ベース:大澤伸広

鍵盤:飯島快雪

ドラム:ワタナベタカシ

配信開始日:2020年1月29日

収録CD:「もなかのクッキングソング」

もなかのクッキングソング

もなかのクッキングソング

  • Blanc Bunny Bandit
  • アニメ
  • ¥255

今年は、バンめし♪からはたくさんの新曲がリリースされましたが、今年頭にリリースされたもなかのクッキングソングが一番私好みでした。

ボーカルは百武もなか(CV:田中貴子)。舌足らずな歌い方とやぎぬまかなさんのお得意のサウンドの相性が良い!!

POLLYANNAや侍文化というバンドのメンバーが演奏を担当しています。どちらも良い音を鳴らすバンドです。

なんというか、この曲は聴きたい曲がなかったときにとりあえず聴いておけば間違いないという感じで、生活に寄り添ってくれました。クッキングソングということで調理工程通りに効果音が散りばめられており、遊び心が見られる編曲が好きな理由の一つです。

ジャンルとしては、アキシブ系の楽曲に当てはまると思うのですが、私にとってはその中でも一番好きなんじゃないかというくらい楽しめる曲です。

 

 

 

 

 

 

 

ぐっばいおぶじぇくしょん / AiRBLUE Wind(夜峰美晴(CV:安齋由香里)・神室絢(CV:松田彩希)・宮路まほろ(CV:山口愛)・日名倉莉子(CV:鶴野有紗))

作詞:針原翼・セツコ

作曲:針原翼

編曲:棚橋EDDYテルアキ

発売日:2020年9月16日

収録CD:「NAZO‐NAZE Jumping!」

ぐっばいおぶじぇくしょん

ぐっばいおぶじぇくしょん

コード進行がどんどん移り変わっていくアニソンではあまり見られない、決まりきったシンプルなコード進行で構成されており、その分、メロディの展開に注目できるのかなと思います。

アニソンは技巧を凝らしてその独自性を出すということが特徴としてありますが、この曲はそういったこととは真反対でシンプルにメロディやその展開のみで勝負しています。

その潔さがいいのでしょうか。この曲のアルバムのteaser動画で脊髄反射的に「これは10選入るな」と思わせるような名曲のにおいがしました。今(12/29)現在でも10選にランクインされているブログも散見され、やっぱり選ぶよね~ってなりました。

 

 

 

 

 

 

 

トウメイナユメ / 鬼頭明里

作詞:yuiko

作曲・編曲:藤井健太郎(HANO)

Guitars & All Other Instruments:藤井健太郎(HANO)

Bass:土井達也(HANO)

Keyboards:松坂康司

発売日:2020年10月28日

収録CD:3rd Single「キミのとなりで」

トウメイナユメ

トウメイナユメ

イントロのクリーンなギターでグッと捕まえられました。そして、エレピが積極的に用いられていて、ただのギター曲にはなっていないところがポイントになると思います。

また、Aメロの入りが特徴的でゆっくりとストーリーが始まっていくのではなく、緩急がこの時点で豊富なんですよね。しかもかなり短い。イントロから1番が1:15で終わるくらいには素早く曲が展開していきます。

また、サビの「ねぇ」が本当にねぇと呼びかけられているようで鬼頭明里さんの手腕が

光ります。

後は、ラスサビ後の展開やアウトロの演奏が美しすぎる。気持ちが最後に行くにつれ増大していきます。終始良いんですけど、その良さが時間経過とともに増大していくきれいな流れを感じます。

 

 

 

 

 

 

 

なんで? / フィロソフィーのダンス

作詞:児玉雨子

作曲・編曲:hisakuni

Guitar:Kyohei Ariga

Bass:河本奏輔

keyboard:宮川純

Trumpet:吉澤達彦

Tenor saxophone:石井裕

Trombone:榎本裕介

Brass Rec Engineer:渡辺紀明

Mix Engineer:福井昌彦

発売日:2020年9月23日

収録CD:「ドント・ストップ・ザ・ダンス(Deluxe Edition)」

Whyの使い方がまず印象的です。これ日本語のままでも行けたかもしれませんが、英語の方がかっこいいですかね。「Why」か「なんで」かだったら、連続でいう分には、広がりがあって濁点がないWhyの方がふさわしいかもしれません。

あと、サビについて、頭の「もう好きじゃ」の「好きじゃ」の部分1つ1つにコードをあてはめる部分、「ないのにな」の最後の「な」の好きじゃない感が素晴らしい。へそ曲がり感が最高。

そこからの「なんで」連続。から、さらに、「あれだけ見つめた」の怒涛の場面転換には、唸りました。

 

これまでのフィロソフィーのダンスの楽曲のイメージを引き継ぐような踊れるおしゃれな楽曲ですが、これまでのメインコンポーザーの宮野弦士さんとは違っていておもしろいです。彼女らの個性をもっと引き出せるような化学反応が見られることを楽しみにしています。

 

 

 

 

 

 

 

いただきバベル / 黒鉄たま (CV:秋奈)

作詞・作曲・編曲:Kenmochi Hidefumi

配信開始日:2020/09/30配信

収録CD:「いただきバベル (Prod. ケンモチヒデフミ)」

いただきバベル

いただきバベル

  • 黒鉄たま (CV: 秋奈)
  • エレクトロニック
  • ¥255

今年は電音部が生まれた年でもありました。新進気鋭のトラックメイカーのトラックを声優が歌うという形で、どんどん尖った鋭い曲がリリースされ続けました。

その中でも声優の特徴的な声をうまく使っており、かつ、何度も聴きたくなるような曲だったのが、いただきバベルでした。

ボーカルの秋奈さんはアイカツ!シリーズの冴草きい役などで活躍されており、個人的にかなり好きな声です。甘さとちょっぴりヤンチャな感じがこの曲にぴったりです。

命令口調のギラギラした詞、「飛び跳ねろ」の巻き舌の部分は名演です。

電音部の他の曲でいうと、Mani ManiやFavorite Daysが10選に入れるか迷いましたが、ボーカルの個性がうまく発揮されているのはいただきバベルが一番であると感じ、よく聴いたのでこちらを選ぶことになりました。

 

 

 

 

 

 

 

コスモスサーチ / わか・るか

作詞:只野菜摘

作曲・編曲:帆足圭吾(MONACA)

Guitar:堀崎翔

Bass:鹿島達彦

Strings:室屋光一郎ストリングス

Programming:帆足圭吾(MONACA)

Mixing Engineer:白井康裕

発売日:2020年9月2日

収録CD:Dream Festival

コスモスサーチ

コスモスサーチ

  • わか & るか
  • J-Pop
  • ¥255

作編曲の帆足圭吾さんの作られる曲はハードなロックや、ストリングスが効果的に用いられた曲まで幅広くありますが、今回はポップさを追求した美しく爽やかな路線でした。

今年、帆足さん作曲の歌ものは、恐らくこの1曲だけですが、その1曲がこういう形で10選ランクインするのは珍しいのではないでしょうか。もっともっと歌ものを書いていただきたいものです。

 

コスモスサーチは只野菜摘さんの作詞の力も大きいと感じました。

要所に現れるカタカナ言葉や、時間を表す言葉、コスモス(宇宙)という空間を表す言葉。

帆足さんの、曲全体を包み込むストリングス。

 

時間的、空間的、音的なさまざまな広がりと、少女の心の中の広大な心の宇宙における描写が素晴らしいです。只野先生の言葉の選択は私たちにさまざまな想像をさせます。

 

OFF VOCALバージョンでは、2番のAメロのリバースピアノや、ピコピコしたサウンドなど、作り込みが緻密なことにも気づくことができるため、必聴です。

 

 

今年、一番の曲であると思います。

 

 

 

 

 

 

 

〇あとがき

楽曲10選は個人的には10曲に絞るという制約がそもそも厳しく、苦悩の中選び抜いた形になっています。

ということで、明日、12月31日、

 

2020年100選の記事をあげます!!!!!(間に合えば)

 

こっちはルールなしで、好きなものをできる限り紹介し尽くします。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

今聴いている音楽(2020年12月版)

こんばんは~ど~でんです。

 

今月版は早めに公開します。なぜかというと2020年10選の記事をあげるからです。そちらの記事もよろしくお願いします。あと、10選に入らなかったが紹介したい曲をばんばん紹介する記事も書きます。

10選って大体似たかよったかで被りがいくつか出てきて、新しい曲の発見ができるというよりかは、選んだ10曲からその人がどんな方なのか思いを馳せることができるなぁと思っています。そういう意味で10選が好きです。

あまり知られていないが、良いと思う音楽を紹介することがモチベーションとしてあるので、そういう曲を紹介していければと思います。

 

 

プレイリストを貼ります。

 

 

Misty Frosty Love / 桜内梨子(CV:逢田梨香子)・渡辺曜(CV:斉藤朱夏)

作詞:畑亜貴

作曲・編曲:倉内達矢

Misty Frosty Love

Misty Frosty Love

倉内先生!特別なコードや音があるわけではないのに、なんで毎回心に訴えかけてくる曲がかけるのですか。

今回は、最近私の中できているNew Jack Swingの流れを感じる踊りたくなるような感じなのに、泣けるメロディなんですよね。特にサビの入りが強い。このメロ浮かんだ瞬間勝ちですよね。

 

 

Naughty night, Magical night / 今剣(CV:畑中万里江)・千子村正(CV:前田佳織里)・三ツ鱗紋兼若(CV:南早紀)

作詞:やぎぬまかな

作曲・編曲:石濱翔(MONACA)

Naughty night, Magical night

Naughty night, Magical night

サブスクが少し遅れる系。発売は2カ月ほど前でしたが、最近サブスクでも聴けるようになりました。

Cymbalsの影響がモロに出ています。特にサビはメロディまで似ています。アキシブ系大歓迎の私にとっては大性癖の曲で、初めて聴いたときはニヤニヤが止まりませんでした。

2番サビはカットし、間奏に移り、ギターソロの展開の後ろのコーラスがめっちゃくちゃ良い!!!!!!!!!!

Highway Star, Speed Star

Highway Star, Speed Star

  • Cymbals, 内田 晴元, 小泉 一郎 & 米山 美弥子
  • J-Pop
  • ¥255

 

 

 

あたらしいわたし / 寺嶋由芙

作詞:加藤千恵

作曲・編曲:宮野弦士

あたらしいわたし

あたらしいわたし

  • 寺嶋由芙
  • J-Pop
  • ¥255

爽やかなポップな曲で、シンプルで明快な印象があります。作編曲の宮野弦士さんは私のブログの中でも何回も出てきているので、ご存知の方もたくさんいらっしゃると思います。ディスコファンクなどの爆踊りできるミュージックを作曲されるイメージがありますが、今回のようなシンプルかつ繊細な楽曲を作られるのは珍しく感じます。

 

宮野さんのツイートより。

 

作曲家さんの目線での音楽の語りはいくらでも聞きたい。

 

 

明日へのメロディー / CHAKA

作詞:CHAKA

作曲・編曲:鷺巣詩郎

明日へのメロディー

明日へのメロディー

  • CHAKA
  • アニメ
  • ¥255

2000年に公開の「劇場版カードキャプターさくら 封印されたカード」の主題歌。

作編曲の鷺巣詩郎さんはフュージョンバンドT-SQUAREのメンバーを経て、さまざまなアーティストへ楽曲提供されており、40年最前線で活躍されている生きるレジェンド。

歌始まりの不思議なイントロから始まり、少しBPMが変わる部分も含めて素晴らしい出だし。四つ打ちにカッティングギター、CHAKAさんの伸びやかなフレーズの歌い上げがぴったり。

 

 

Into the night / 平田志穂子

Into the night

Into the night

  • 平田志穂子
  • J-Pop
  • ¥255

ちょっとこの曲、楽曲情報が全然わかんないです。。。が!!!!!!初めてこのアルバム聴いたとき、全部良くてひっくり返りました。

グルーヴィーなリズム隊にしっとりとした平田志穂子さんの歌声が最高。2サビ前の「とわに」のところの一文字ずつにコードをあてはめるところとかおしゃれ。ジャズ、フュージョンっぽいアプローチを感じます。2C後のclavinetやエレピがいい味出してる。一曲通してずっと気持ちいい曲。10選入れたかった(2015年リリースでした)。

 

 

シュガーレイン / POLLYANNA

作詞・作曲:斎藤モトキ

シュガーレイン

シュガーレイン

  • POLLYANNA
  • J-Pop
  • ¥255

渋谷系音楽の影響をバンバンに感じる、結構若手のバンドなんですが、もし私に音楽の才能があったらこんな音楽をやってただろうなと思うくらい渋谷系好きの若者の理想をPOLLYANNAはやってくれているように思っています。

↓の記事がおすすめです。メンバーの方がめっちゃ沖井礼二さんのファンらしい。

POLLYANNA『pantomime』 〈最新型渋谷系〉から〈ストライプ・ロック〉へ | Mikiki

 

 

 

 

金曜日のヴィーナス feat. 堀込泰行 / 流線形 & 一十三十一

ジャケットが80'sっぽいので、ぼくの好きそうな音楽が入っているんだろうなと思って聴いてみたら案の定。

堀込泰行さんはもうご存知の方がたくさんいるかもしれませんが、KIRINJIの元メンバー。

KIRINJI関係の方の音楽にわたしは吸い寄せられるようにたどり着きます。根底に流れている音楽の趣向が似ているのかしら。

 

Fly with me / millennium parade

millennium paradeは、King Gnuの常田大希さんによるソロプロジェクト。

ぜひ、映像と一緒に見ていただきたい。音楽としても、映像としても、とんでもなく作り込みが緻密で、完成度が高い。

音楽については、一音一音の迫力がとんでもない。音の振動がすごい。気付いていないだけでたくさんの音が鳴っているのだろうがわたしには拾いきれない。

 

 

 

シティライナー / ふたりの文学

作詞・作曲:斎藤モトキ

シティライナー

シティライナー

  • ふたりの文学
  • J-Pop
  • ¥255

ふたりの文学は、Vo/Synth辻林美穂 Gt/Vo斎藤モトキ Baドラ内山 Dr五十嵐琢馬 からなる4人組バンド。

Gt/Voの斎藤モトキさんは、POLLYANNAでベースを担当されている。

なんでこの曲を知ったのかは忘れましたが、知らないうちにプレイリストに入れていました。とにかく改めて聴いてみても良かったので紹介。辻林さんも何回出てくるねんっていうくらい今年聴いた音楽には関わっているパターンが多かったです。素晴らしい音楽家です。

 

 

 

Turn of the silence / DOPING PANDA

作詞・作曲:Yutaka Furukawa

Turn of the silence

Turn of the silence

DOPING PANDA、今更知ったのですが、、、めちゃんこ良いバンドです。メンバーのフルカワユタカさんのかかわった音楽を調べたのですが、あちこちで良い曲作っていてすげっっってなりました。

 

 

 

〇あとがき

年末ぎりぎりにいろいろ新譜がきそうで、この曲たちが10選に入る可能性があるので、30,31日くらいに10選かけたらいいなぁ、、と思っています。

Run Girls, Run!のライブを初めて見ました @京 Premium Live -2020- 2日目昼公演

この記事は Run Girls, Run!Advent Calendar 2020 15日目の記事です。

ランナーさんにお声かけ頂いて参加させていただくことになりました。よろしくお願いします。

 

 

本日は、京 Premium Live -2020- 2日目昼公演に参加しました。

今年2月以来のオタクライブでした。かなり久しぶりのライブで前日にライブの夢を見るくらいには楽しみにしていました。声を出すことが禁止とされており、どういった公演になるのかとても不安でもあり楽しみでもありました。

 

出演者は、伊藤彩沙伊藤美来工藤晴香MachicoRun Girls, Run!の5組。

この記事では、Run Girls, Run!(ランガ)のパフォーマンスのみのレポートとなります。

 

 

 

ランガちゃんのパフォーマンスは工藤晴香さんの次の二番目でした。登場演出は、くどはるの曲が終わった後に、暗転し映像が流れ、画面が「The Next Is...」と表示され、次のアーティストが登場するという形でした。

暗い中3人っぽいシルエットが見えた瞬間、めちゃくちゃ高まりました。

直後に聴き慣れたストリングスがきてほんとに叫びたかったけど、我慢。

 

プリマ☆ドンナ?メモリアル!

作詞:松井洋平

作曲・編曲:桑原聖(Arte Refact)・酒井拓也(Arte Refact)

プリマ☆ドンナ?メモリアル

プリマ☆ドンナ?メモリアル

  • provided courtesy of iTunes

個人的にランガちゃんが歌うプリチャン系の曲では一番好きなんじゃないかというくらいキュートさとキャッチ―さが備わった名曲。

ついこの間リリースされた「キラッとプリ☆チャン♪ソングコレクション ~ from RAINBOW SKY ~ - EP」で、プリチャンの他のメンバーによるプリマ☆ドンナ?メモリアル!も聴くことができます。

 

一曲目としてふさわしい曲を選んできたように思います。座席的にも結構近くで見ることができ、3人のかわいらしいお姿を拝むことができてうれしい気持ちでした。

 

 

Break the Blue!!

作詞:RINA

作曲・編曲:高瀬一矢

Break the Blue!!

Break the Blue!!

  • provided courtesy of iTunes

この曲を2曲目でやるか~~~っていう感じでした。個人的にこの曲はランガには少し似合わないのではないかと思っていましたが、生で見てみると全然違いますね。堂々としたパフォーマンスで圧倒され、手のひらクル~です。

2番かな?林鼓子さんがライブ用にアレンジをしていて良かった。

サビの厚木那奈美さんの「メッモーリ」のオタクなので、回収できてよかった。大事なカギとなるような短めのフレーズが彼女には似合うと思います。

 

 

ルミナンスプリンセス

作詞:真崎エリカ

作曲・編曲:酒井拓也(Arte Refact)

Guitar:佐々木正

Bass:小林修

Strings:室屋光一郎ストリングス

All Other Instruments & Programming:酒井拓也(Arte Refact)

新曲。お客さんのペンライトの振り方を見るに、しっかりと予習してきている人が多いように感じました。

 

この曲は林鼓子さんの歌唱がとっても良かった。センターとして、曲の芯となる力強さがあり、とっても良かった。

衣装はこのPVのもので、今日のライブは3人のおみ足が美しかったです。

 

 

キラッとスタート

作詞:古屋真

作曲:オオヤギヒロオ

編曲:陶山隼

キラッとスタート

キラッとスタート

  • provided courtesy of iTunes

これもかなり驚きでした。プリチャン詰め合わせ!キラッとプリ☆チャンの一曲目ということでかなり重要な曲です。

披露はランガちゃんの中でもトップですかね??常にメンバー全員が笑顔で、印象的でした。

 

 

ランガリング・シンガソング

作詞:只野菜摘

作曲・編曲:廣中トキワ

ランガリング・シンガソング

ランガリング・シンガソング

  • provided courtesy of iTunes

見事に今回披露された曲は、作詞家の方が全員違いました。おそらくたまたまだとは思いますが、バリエーションの違いを感じさせるようなパフォーマンスであったと思います。

この曲における只野先生の作詞は彼女の未来をつなぐ非常に大きい役割を担っているように思え、今回のライブを通じて一層、歌詞の重みというものを感じました。

 

 

 

〇あとがき

有観客のライブはやっぱり良かった!!!!圧巻のパフォーマンスでした。昨年、ランガちゃんのライブチケットを握ったにも関わらずどうしても行けなくなってしまい、やっと今年、生でランガちゃんのライブを見ることができました。

今回の昼の部では、唯一の複数人アーティストだったということもあり、統率のとれたダンスや声のバリエーションは多くの観客に印象深く残るようなものだったと思います。

また関西圏でランガちゃんのライブが開かれることになったら必ず駆けつけます。その時はもっともっとたくさんの曲やお話を直接聴きたいです。